visionOS 26、Apple Vision Proにパワフルな新しい空間体験を導入

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  2025 年 6 月 9 日

  プレスリリース

  visionOS 26、Apple Vision Proにパワフルな新しい空間体験を導入

  ウィジェットが空間に対応してユーザーの空間に固定され、Personaがさらに表情豊かでリアルになり、新しいAPIがデベロッパ、クリエイター、企業にエキサイティングな機会をもたらします

  カリフォルニア州クパティーノ Appleは本日、画期的な空間体験とApple Vision Proのための新機能が詰め込まれた広範なアップデートであるvisionOS 26をプレビューしました。日常的なやり取りがさらにイマーシブでパーソナルになり、ウィジェットがユーザーの空間と統合され、空間シーンは生成AIを利用して写真に驚くほどリアルな深度を加え、Personaが目を見張るような機能強化によってさらに自然で親しみやすくなり、同じ部屋にいるVision Proユーザーと空間体験が共有できます。

  visionOS 26では、Insta360、GoPro、Canonからの180度、360度、広視野角のコンテンツへの対応も加わるほか、新しいエンタープライズ向けAPIによって、組織はvisionOSでしか得られない空間体験を作り出すことができます。さらに、PlayStation VR2 Senseコントローラへの対応により、プレイヤーはApple Vision Proで新しいクラスのゲームを楽しめます¹。

  「Apple Vision Proは、空間コンピューティングというこの新しい時代に何ができるかを定義しました。visionOS 26で、私たちはその限界をさらに押し広げることにワクワクしています。Vision Proの所有者がつながり、探索し、一緒に作業し、コンテンツを楽しむためのまったく新しい方法により、ユーザーが空間の中に配置できるアプリやウィジェット、まったく新しい写真の閲覧体験を提供する空間シーン、劇的に強化されたPersonaなどの機能をVision Proで楽しめるようになるのを、とても嬉しく思っています」と、Appleのビジョンプロダクトグループのバイスプレジデント、マイク・ロックウェルは述べています。

  ウィジェットが空間に対応

  Appleのエコシステム全体にわたって、ウィジェットは一目で確認できるパーソナライズされた有用な情報を提供しています。visionOS 26では、ウィジェットが空間に対応してユーザーの空間にシームレスに統合され、ユーザーがApple Vision Proを装着するたびに再表示されるようになります。visionOS 26のウィジェットはカスタマイズ可能で、フレームの幅、色、深度の様々なオプションがあります。時計、天気、ミュージック、写真など、美しい新たなウィジェットはすべて、ほかにはない操作性と体験を提供します。

  ユーザーは、お気に入りのメモリーの美しいパノラマと空間写真、独創的な文字盤デザインの時計、Apple Musicでよく再生するプレイリストや曲へのすばやいアクセスなど、お気に入りのウィジェットで自分の空間を装飾できます。ウィジェットアプリは、ユーザーが対応するiOSおよびiPadOSアプリのウィジェットなどを見つけるのに役立ち、デベロッパはWidgetKitを使って独自のウィジェットも作成できるようになります。

  強化された空間体験の共有
  

  visionOSを通じて家族、友だち、同僚とリモートでつながる方法は、ユーザーに好評です。visionOS 26では、同じ部屋にいるほかのApple Vision Proユーザーと空間体験を共有できます。ユーザーは一緒に最新の大ヒット映画を3Dで視聴したり、空間ゲームをプレイしたり、同僚と共同作業を行ったりすることができます。ユーザーはまた、FaceTimeを通じて世界中からリモート参加者を追加し、近くにいる人とも遠く離れている人ともつながることができます。

  エンジニアリングおよび3DデザインソフトウェアをリードするプロバイダであるDassault Systèmesは、この機能を同社の3DLiveアプリで活用して、対面でもリモートにいる同僚とでも、3Dデザインを視覚化できるようにしています。

  visionOS 26では、Personaがより自然で親しみやすく感じられるように生まれ変わりました。業界をリードするボリュメトリックレンダリングと機械学習テクノロジーを活用して、まったく新しいPersonaは目を見張るような表情の豊かさとシャープさを備え、完全な横顔を表示し、驚くほど正確な髪、まつ毛、顔色を表現します。Personaはこれまで通りわずか数秒でデバイス上で作成され、設定プロセスの新しい改良によって、ユーザーはPersonaの空間的な見た目を調整してプレビューでき、1,000を超えるバリエーションから眼鏡を選ぶこともできます。

  空間シーンの導入

  visionOS 26では空間写真がさらにリアルになり、新しい生成AIアルゴリズムとコンピュテーショナル深度を利用して複数の視点で空間シーンを作成するので、ユーザーは身を乗り出して周囲を見回せるような感覚が得られます。

  ユーザーは写真アプリ、空間ギャラリーアプリ、Safariで空間シーンを見ることができ、デベロッパはSpatial Scene APIを使ってアプリ体験をさらにイマーシブにすることができます。Zillowは、同社のZillow ImmersiveアプリでAPIを活用して、空間シーンが提供する豊かな深度と立体感のある家やアパートの画像をユーザーが見れるようにしています。

  ブラウズ、プレイ、視聴の新しい方法

  ユーザーは空間ブラウズを選択してSafariの記事を変換し、気をそらすものを非表示にして、スクロールに合わせて生き生きと動く空間シーンを表示できます。ウェブデベロッパは3Dモデルをウェブページに直接埋め込むことができるので、ユーザーは深度と立体感のあるショッピングやブラウズができ、3DオブジェクトとモデルをSafariで直接見て操作できます。

  visionOS 26は、Insta360、GoPro、Canonからの180度、360度、広視野角のコンテンツのネイティブ再生に対応します。ユーザーは、エキサイティングな2Dアクション映像を意図された通りの見え方で楽しめます。デベロッパは、この新しい再生機能を自分のアプリやウェブサイトに組み込むことができます。

  visionOS 26は、PlayStation VR2 Senseコントローラにも対応するようになります。デベロッパは、6自由度の高性能モーショントラッキング、指の接触の検知、バイブレーションへの対応により、Apple Vision Proでさらに夢中になれるゲームプレイ体験を提供できます。

  エンタープライズ向けAPIとツール

  世界中の企業がApple Vision Proで空間コンピューティングを利用して、設計、トレーニング、販売、教育などのワークフローを飛躍的に向上させています。チームでのデバイスの共有などの新機能により、組織はデバイスの共有プールを簡単に設定して管理できます。ユーザーは、iOS 26を搭載したiPhoneに目と手のデータ、度付きレンズの処方箋、アクセシビリティ設定を安全に保存し、別のVision Proに取り込むことができるので、共有がかつてないほど簡単になります。

  visionOS 26は、精密に入力でき、Spatial Analogueなどのコラボレーションアプリを新しい方法で操作できる、Apple Vision Proのために設計された空間アクセサリであるLogitech Museにも対応するようになります¹。

  新しいProtected Content APIなどのエンタープライズ向けAPIは、アクセス権を付与された人だけが医療記録や業績予測などの機密資料を閲覧できるようにするとともに、コピー、スクリーンショット、画面共有を防止します。
  

  visionOS 26のその他の機能：

  • Image Playgroundのアップデートなど、さらに多くのApple Intelligenceの機能がApple Vision Proに導入されます。また、visionOS 26では日本語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、韓国語、スペイン語の新たな言語に対応し、オーストラリア、カナダ、インド、シンガポール、英国の英語にも対応します²。

  • 「注視してスクロール」により、ユーザーは自分の目だけを使ってアプリやウェブサイトを探索できます。ユーザーはスクロール速度をカスタマイズでき、デベロッパは「注視してスクロール」をvisionOSアプリに統合できます。

  • 再設計されたコントロールセンターでは、ゲストユーザ、集中モード、トラベルモードなどの機能が1つのビューに便利に表示されるので、ユーザーは簡単に音楽を管理したり、環境の設定を調整したり、Mac仮想ディスプレイに接続したりできます。

  • 環境などで完全にイマーシブな体験をしている時でも、ユーザーはApple Vision Proを装着しながらiPhoneのロックを解除できます。この機能は、iOS 26を搭載したFace ID対応のiPhoneモデルの「設定」で有効にすることができます³。

  • visionOS 26はiPhoneからの通話のリレーに対応するので、ユーザーはApple Vision Proから直接電話に出たり、ピープルビューから連絡先の電話番号を選択するかウェブページの電話番号をクリックして電話をかけたりすることができます⁴。

  • ホームビューがフォルダに対応し、ユーザーはアプリを並べ替えたり、グループにまとめたりできます。

  提供について

  これらの機能はすべて、本日よりdeveloper.apple.com/jpでApple Developer Programを通じてテスト用に提供されます。詳しくは、apple.com/os/visionosをご覧ください。Apple Intelligenceを利用するには、Apple Intelligenceが有効になっていて、Siriとデバイスの言語が同じ対応言語に設定された、visionOS 26を搭載したApple Vision Proが必要です。対応する言語は、日本語、英語（オーストラリア、カナダ、インド、シンガポール、英国、米国）、フランス語（カナダ、フランス）、ドイツ語、イタリア語、韓国語、スペイン語（メキシコ、スペイン）です。提供される機能は変更される場合があります。言語や地域によっては一部の機能を利用できない場合があります。また、利用できる機能は、現地の法律や規制によって異なる場合があります。互換性のあるハードウェアとソフトウェアが必要な場合があります。

  Appleについて Appleは1984年にMacintoshを登場させ、パーソナルテクノロジーに革命を起こしました。今日Appleは、iPhone、iPad、Mac、AirPods、Apple Watch、Apple Vision Proにより世界のイノベーションを牽引しています。Appleの6つのソフトウェアプラットフォーム──iOS、iPadOS、macOS、watchOS、visionOS、tvOS──はすべてのApple製品でシームレスな体験を提供するとともに、App Store、Apple Music、Apple Pay、iCloud、Apple TV+といった画期的なサービスで人々の可能性を拡げています。Appleの15万人以上の社員は世界で最も素晴らしい製品を創り出すこと、そして自分たちが生まれてきた世界をさらに良いものとして次世代へ残すことに邁進しています。iPhone商標は、アイホン株式会社のライセンスにもとづき使用されています。

  1. アクセサリは別売りです。
  2. Image Playgroundは、Apple Intelligenceが有効になっている場合に、日本語、英語（オーストラリア、カナダ、インド、シンガポール、英国、米国）、フランス語（カナダ、フランス）、ドイツ語、イタリア語、スペイン語（メキシコ、スペイン）で利用できます。利用できる機能は地域によって異なります。
  3. Apple Vision Proの装着中にiPhoneのロックを解除するには、Apple Vision ProとFace ID対応のiPhoneが両方とも同じApple Accountにサインインしていて、visionOS 26以降とiOS 26以降を搭載している必要があります。
  4. iPhoneからApple Vision Proに携帯電話の通話をリレーするには、visionOS 26以降およびiOS 14以降が必要です。両方のデバイスが同じApple Accountにサインインし、同じWi-Fiネットワークに接続し、Bluetoothの通信範囲内にあり、Bluetoothが有効になっている必要があります。

  お問い合わせ先：

  Apple Japan 広報部

  [email protected]

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