Apple の iPhone と iPad のための手軽に使えるビデオ制作アプリケーションの Clips に、さらに面白いオプションが追加され、思わず見入ってしまう魅力的なビデオが作成できるようになりました。iPhone 12 Pro および iPad Pro の各モデルが搭載する LiDAR スキャナを駆使した新しいビデオエフェクトであるAR空間を利用し、部屋の輪郭や形状に沿ってマッピングされる没入感のある視覚効果を作り出すことで、撮影空間に変化を加えながら、誰とでも簡単に共有することができます。Clips に搭載されたAR空間は、Appleが得意とするハードウェアとソフトウェアの独自の統合を活かし、ユーザーに新しいクリエイティブな手法を提供します。これによりユーザーは、友人や家族に喜んでもらったり、遊び心たっぷりで目を奪うようなビデオを作成してソーシャルメディアで公開できます。
Clips は今後、こうしたクリエイティブなオプションを拡充する方向で、新しいフィルタ、ステッカーなどを含むコンテンツを毎月リリースしていく予定です。
新しいAR空間で部屋を変貌させる
昨年 iPad Pro への搭載により初めて導入された最新式の LiDAR スキャナは現在、一部の iPhone および iPadの各モデル 1 に搭載され、これまでモバイルデバイスでは不可能だった最先端の奥行きを感知する機能を実現しています。この画期的なテクノロジーは、光の距離を計測し、撮影シーンのピクセル深度情報を使って、高速でよりリアルな拡張現実(AR)体験をお届けします。Appleが得意とするハードウェアとソフトウェアの密な統合により、Clips 3.1では部屋の形状、あるいは部屋の中のオブジェクトにマッピングされる魔法のようなエフェクトが適用された驚くようなビデオを録画できます。
Clips 3.1が搭載する AR空間では、簡単に部屋をスキャンして、ダイナミックに変化する照明、落ちてくるオブジェクトなど、思わず目を奪われるようなシーンを生き生きと描き出すようなエフェクトをその場でプレビューして見ることができます。対応する iPhone や iPad の背面カメラを利用すると2、壁面、床面、物体の表面、家具、その他のオブジェクトの上に重なるエフェクトを見ることができます。