2020年7月30日、カリフォルニア州クパティーノ、Appleは本日、2020年6月27日を末日とする2020年度第3四半期の業績を発表しました。当四半期の売上高は597億ドルと、前年同期から11%増大、当四半期の希薄化後の1株当たり利益は2.58ドルと、18%の増大となりました。当四半期の米国市場以外の売上比率は60%でした。
「Appleの記録的な4~6月期業績は、製品とサービスの両方での二桁成長を果たしたことと、各地域別セグメントで成長したことが原動力となりました。不確実な時代において、この業績は、私たちの製品がお客様の生活に重要な役割を果たし、Appleが絶え間なく革新を行っていることを証明するものです。今は私たちのコミュニティーにとって困難な時ですが、Appleが新たに1億ドルを投じて取り組む人種的公平と正義に向けたイニシアティブから、2030年までにカーボンニュートラルを達成するという新しいコミットメントにいたるまで、Appleは、私たちが作る物、行うことが機会を作り出し、自分たちが生まれてきた世界をさらに良いものとして次世代へ残すという私たちの原則を実践しているのです」と、AppleのCEO(最高経営責任者)、ティム·クックは述べています。
「当社の4~6月期業績は、この困難な時にあってもAppleが革新を続け、実行する能力を持っていることを強く示しています。記録的な業績により、デバイスのアクティブインストールベースはすべての地域別セグメントとすべての主要な製品カテゴリーにおいて過去最高となりました。当四半期、当社は1株当たり利益を18%増やし、163億ドルの営業キャッシュフローを生み出しましたが、両指標とも4~6月期の過去最高の数値となっています」と、AppleのCFO(最高財務責任者)、ルカ·マエストリは述べています。
Appleの取締役会は、同社の普通株式一株当たり0.82ドルの現金による配当を宣言しました。配当金は2020年8月10日の市場取引終了時点で株主名簿に記載されている株主を対象に、2020年8月13日に支払われます。
取締役会はまた、より広範な投資家が株主となれるよう、現在の1株を4株に分割することを承認しました。2020年8月24日の市場取引終了時点で株主名簿に記載されている株主は、同日時点で保有する1株につき3株を受け取ることになり、2020年8月31日からは分割後の価格で取引されることになります。
Appleは、2020年度第3四半期業績発表のカンファレンスコールのライブストリーミングを、2020年7月30日14時00分(米国西部時間)より、Appleのウェブサイト(
https://apple.com/investor/earnings-call/)で配信します。このウェブキャストは、配信開始後約2週間にわたり再生が可能です。
Appleは投資家向けの情報をコーポレートウェブサイトの
apple.comおよび投資家向けウェブサイトの
investor.apple.comで定期的に提供しています。これには、財務業績に関するプレスリリースその他の情報、SECに提出または提供した報告書、コーポレートガバナンスに関する情報、そして年次株主総会に関する詳細が含まれます。