毎年6月に実施されるプライド月間では、このような取り組みが重点的に行われます。例年であればさまざまな場所で、パレードやデモ、催しや支援活動、フェスティバルやコミュニティのイベント、「プライド」の集会などが行われますが、今年はCOVID-19の世界的な感染拡大により中止されました。しかし、エルのような提唱者たちによる取り組みがなくなってしまったわけではなく、むしろ、差し迫ったニーズに応じた取り組みが行われています。
「プライド月間は、安心して本当の自分でいられる時間です。恐れずに、本当の自分でいられる世界、声を上げて自己主張できるのが理想の世界です」とエルは述べています。「LGBTQ支援団体に関わる誰もが、プログラムの実施方法を変更し、オンラインでの参加を呼びかけて、素晴らしい取り組みをしています。私たちの活動の勢いを保ちながら、COVIDの流行以前と同じように、誰もがリソースにアクセスできるようにしたいと考えています」
GLSENは、AppleがApple Watchプライドエディションバンドとプライドの文字盤を毎年発表することで直接支援しているLGBTQ支援団体の1つです。Appleでは、ユーザーが生活の中で「プライド」を祝うことはもちろん、GLSENのような組織や、エルのような提唱者の取り組みを直接サポートしています。