2020年4月30日、カリフォルニア州クパティーノ、Appleは本日、2020年3月28日を末日とする2020年度第2四半期の業績を発表しました。当四半期の売上高は583億ドルと、前年同期から1%増大、当四半期の希薄化後の1株当たり利益は2.55ドルと、4%の増大となりました。当四半期の米国市場以外の売上比率は62%でした。
「COVID-19による未曾有の世界的な影響にも拘らず、Appleが当四半期に成長したことを誇らしくご報告いたします。その原動力となったのがサービスの過去最高の売上高とウェアラブルの四半期最高の売上高です。この困難な環境にあって、私たちのユーザはAppleの製品を頼りに、新たな方法で人と繋がり、情報を得、創造的かつ生産的であり続けています。このようなニーズに革新的な方法で応え続けるだけでなく、世界の取り組みを支えるためにお返しをし続けることが私たちのモチベーションでありインスピレーションにもなっています。すなわち、世界中の医療プロフェッショナルに送った何千万枚ものマスクやカスタムビルトのフェイスシールドをはじめ、Global CitizenやAmerica’s Food Fundなどの団体に寄贈した何百万ドルもの資金といった形でのお返しです」と、AppleのCEO(最高経営責任者)、ティム·クックは述べています。
「私たちは、世界中のAppleチームを、そしてこのような困難な時期における私たちの事業と業績の回復力を誇り思っています。私たちのデバイスのアクティブインストールベースはすべての地理的区分とすべての主要な製品カテゴリーにおいて過去最高となりました。また、当四半期、私たちは前年同期と比べて22億ドル多い、133億ドルの営業キャッシュフローを生み出しました。私たちは当社の未来に自信を持っており、お客様の生活を豊かにし、私たちの長期計画を支えるため、すべてのビジネス分野において重要な投資を続けてまいります。これには5年間にわたり米国経済に3,500億ドルの貢献をすることへのコミットメントも含まれています」と、AppleのCFO(最高財務責任者)、ルカ·マエストリは述べています。
Appleの取締役会は、同社の普通株式1株当たり0.82ドルの現金による配当を宣言しました。これは6%の増配となります。配当金は2020年5月11日の市場取引終了時点で株主名簿に記載されている株主を対象に、2020年5月14日に支払われます。取締役会はまた、これまでの自社株買いプログラムに500億ドルを追加することを承認しました。
Appleは、2020年度第2四半期業績発表のカンファレンスコールのライブストリーミングを、2020年4月30日14時00分(米国西部時間)より、Appleのウェブサイト(
https://102.p.syniva.es/investor/earnings-call/)で配信します。このウェブキャストは、配信開始後約2週間にわたり再生が可能です。
Appleは投資家向けの情報をコーポレートウェブサイトの
apple.comおよび投資家向けウェブサイトの
investor.apple.comで定期的に提供しています。これには、財務業績に関するプレスリリースその他の情報、SECに提出または提供した報告書、コーポレートガバナンスに関する情報、そして年次株主総会に関する詳細が含まれます。