Apple Entrepreneur Campの第2回セッションに参加した、Jhanvi Shriram および Ketaki Shriram 姉妹をご紹介しましょう。彼女たちはKrikeyの創業者でクリエイターも務めています。同名アプリケーションのKrikeyはモバイルの拡張現実に対応し、自然界とデジタルワールドの橋渡し役となり、人々の共感する感覚を高めることで、自分は自然に近付いているのだという感覚を人々に抱いてもらうことを目指しています。Apple Entrepreneur Campについて耳にした時、Jhanvi と Ketaki は最初、それに応募できるほど自分たちは経験があるだろうか?と思ったそうです。しかし彼女たちはすぐに、Entrepreneur Campセッションが、スキルレベルが異なる開発者、起業ステージが異なる会社のリーダーに合わせて用意されていることを知ります。それで、これはAppleのエキスパートや、彼女たちと同じような境遇の起業家たちからから支援を受けるチャンスだと参加を決めたのでした。
「それは可能性と証明の話しに尽きます。しばしば私たちは女性として、博士号やMBAを持っていても、常に自分自身を証明することや、業績を守ることを求められます。Apple Entrepreneur Campは本当の意味で真のサポートが得られ、私たちの可能性を見出してもらえる場所でした」と、KrikeyのCEOを務める Jhanvi Shriram は言います。
セッション期間中に、Jhanvi と Ketaki は Gorillas! を開発していました。これはマルチプレイヤー対応の拡張現実ゲームで、プレイヤーをマウンテンゴリラの家族が生息するルワンダのジャングルに引きずり込みます。The Ellen Fundとの提携の下で開発された Gorillas! が目指したものは単なるエンターテインメントでなく、人々の共感のセンスを磨いて会話を生み出すことです。Krikeyの開発には、臨場感ある生息地と生態系を描き出すために ARKit と Metal に用意されている強力なツールと機能性が使われました。Jhanvi と Ketaki はセッション期間中に、Appleのエキスパートに Gorillas! のデモを披露する機会に恵まれました。
「Appleチームと直に触れ合う中でデザインの方法論に関する意見をいただき、自分たちのアプリケーションの中にあると分かりながら、治すためのアイディアが見つからない問題を解決することができました。私たちが学んだことをベースに重要な改善をいくつか実行しました。例えば、プレビューモードを追加して、利用者がゲームに正式にサインアップする前に試しに遊んでみたりできるとか。これは私たちのゲームでは本当に効果抜群でした」と、Krikey, Inc. で最高技術責任者を務める Ketaki Shriram は語ってくれました。