2018年、Appleはサプライヤーの従業員に向けた既存の教育とキャリア形成プログラムに、Swiftを使ったアプリケーション開発を含む学習コースを追加しました。このプログラムの最初の参加者たちは、業務ツールからゲームまで、40本以上のアプリケーションを開発しました。昨年、Appleのサプライヤー企業で働く1500人以上の従業員が大卒の学位を取得し、すでに教育プログラムを利用している数千人に新たに加わりましたが、この数は年々増えています。さらに、Appleはサプライヤー企業と協力して健康に関する研修プログラムを策定してきましたが、この受講者数が全世界で25万人以上に達し、今では栄養や母体保護に関するコースが含まれるまでに拡充されています。
Appleはまた、サプライチェーンが資源を保全しつつ、より安全な化学物質の利用を拡大し、環境汚染削減のための支援も強化しています。埋蔵廃棄物ゼロを最優先課題として、Appleのサプライヤー各社は3年間で100万トン相当の廃棄物をリサイクルしてきました。Appleのクリーンウォーター(きれいな水)プログラムは当社サプライヤー116社に拡大し、2018年には76億ガロン(地球上の人間一人当たり1ガロン=約4リットル)の水資源が節約できました。Appleはさらにサプライヤー各社と協力し、温室効果ガスを年換算で46万6千メータートン以上も削減しました。これは道路を走る自動車を1年間に約10万台減らしたことに相当します。