「Appleのアプリケーションのエコシステムが、世界経済を変え、まったく新しい産業を作り出し、何百万もの雇用を創出してきたのを目の当たりにしてきました。私たちは、同じ機会が誰にでも平等に提供されるべきだと強く信じており、地域との関わりが強いコミュニティーカレッジでこのようなコースを提供することで、全ての人が平等の教育を受けることができる機会を提供できると考えています」と、AppleのCEO(最高経営責任者)、ティム·クックは述べています。
全米で最も成長の著しい大都市圏の一つで教育サービスを提供しているACCは、11のキャンパスと8つの郡で学生に教育を提供しています。現在ある求人のうち7,000件以上がテクノロジー分野であることを踏まえ、オースティンのリーダー層たちは、地域の人々がこれらの新しいビジネス機会を利用できるよう、労働力開発計画に焦点を合わせてきました。
「オースティンを、地域の人々にとってより生活しやすい場所にするという私たちの取り組みにAppleが賛同してくれたことをとても嬉しく思います。オースティンでは今後5年以内に10,000人が貧困から抜け出し、良い仕事につけるよう、継続的な取り組みを行なっていますが、Appleはその取り組みに何倍もの力を与えてくれます」と、オースティンのスティーブ·アドラー市長は述べています。
ACCに続いてこの秋からSwiftによるアプリケーション開発カリキュラムを追加するその他のコミュニティーカレッジには、ノースイースト·ミシシッピ·コミュニティーカレッジ、ノースウェスト·カンザス·テクニカルカレッジのほか、アラバマ·コミュニティーカレッジ·システムのキャンパスがあります。
「私たちは『ストロングスタート、ストロングフィニッシュ』政策を通じて、アラバマ州のすべての学生のためにコンピュータサイエンスの機会を探し出すことを第一に考えてきました。Appleとの今回のパートナーシップは先進的な学習機会と実社会での経験を提供するもので、私は全面的に支援しています」と、アラバマ州のケイ·アイヴィー知事は述べています。
経済と労働力の発展に向けたAppleの取り組みはこのカリキュラムに留まりません。Appleが生み出したアプリケーション開発市場は、全米で150万人の職を支えています。昨年、米国のソフトウェアデベロッパはApp Storeを通じて、2015年と比べて40%増の50億ドルを創出しました。App Store開始以来、Appleは160億ドルを米国のデベロッパに支払ったことになり、これはApp Store全体の売り上げの4分の1以上になります。