プレスリリース 2009 年 1 月 7 日

アップル、iWork ‘09を発表

オンラインドキュメントシェアリングのためのiWork.comパブリックベータを公開

2009年1月7日、アップルは本日、アップルのオフィスプロダクティビティスイートの最新版である「iWork® ‘09(アイワークオーナイン)」を発表しました。この最新版は、アップルの定評ある使いやすさを犠牲にすることなくパワフルな新機能が追加されています。「Keynote(キーノート)® ‘09」には、好みのエフェクトでオブジェクトを自動的に動かす高度なオブジェクトトランジションと、シンプルなトランジションを適用するだけで洗練されたアニメーションが作成できる斬新な機能、マジックムーブが加わりました。「Pages(ページズ)® ‘09」の新機能は編集に集中できるようにするためのフルスクリーン表示と、考えを整理するためのアウトラインモードです。「Numbers(ナンバーズ)® ‘09」には、データを素早くグループ化し、要約する機能と、複雑な数式の作成を劇的に簡素化する機能が加わりました。アップルはまた、iWork ‘09のドキュメントをオンラインで共有するためにアップルが開発中の新しいサービス、iWork.comのパブリックベータを公開しました。
「何百万人ものMacユーザがiWorkを高く評価しています。iWork ‘09は、プロダクティビティソフトウェアにおいても革新が可能であり、印象的なプレゼンテーションやドキュメント、スプレッドシートを作成することが複雑である必要がない、というアップルの主張を改めて証明するものです。」と、アップルのCEO(最高経営責任者)、スティーブ・ジョブズは述べています。
Keynote ‘09の新機能マジックムーブを使うと、シンプルなトランジションを適用するだけで、連続したスライドで反復される任意のイメージ、グラフィックまたはテキストのポジション、スケール、回転そして不透明度を自動的に動かすことができます。新しいテキストトランジションは、テキストを一つのスライドから次のスライドへと変形させます。新しい高度なオブジェクトトランジションは、一つのスライドからのオブジェクトを動かしながら、同時に好みのエフェクトでオブジェクトを次のスライドに動かします。3Dチャートには新たに、円筒形、はす縁パイチャート、新しいテクスチャ、そして四つの新しい3Dビルドエフェクトが含まれます。App Storeで別売りされるKeynote Remoteアプリケーションを使うと、iPhone™またはiPod® touchでスライドとプレゼンターノートを見ながらプレゼンテーションをコントロールすることができます。
Pages ‘09のフルスクリーン表示は、メニュー、フォーマットバー、ページナビゲーターを必要なときのみ表示するため、気を散らさずに、ドキュメントに集中することができます。アウトラインモードにはテンプレートが含まれているため、編集中のドキュメントの骨組みをを素早く作成し、インライングラフィックスを含む各要素を簡単に折り畳んだり、拡げたり、配置し直したりすることができます。MathType 6サポートは、エンジニア、数学者、学生が複雑な数式を簡単にドキュメントに加えることができる機能です。また、EndNote X2インテグレーション機能を使うと、ユーザは包括的な索引を追加・編集することができます。Pages ‘09にはまた、ニューズレター、ポスター、賞状、そしてコーディネートされた便箋など、アップルがデザインした40の新しいテンプレートが含まれています。
Numbers ‘09には、データを素早く列で分類し、それらを折り畳んだり、拡げたり、要約したりして、膨大なデータを容易に理解できるようにする素晴らしい機能が含まれています。Numbers ‘09では、より強化された関数ブラウザにより、数式の記述がとても簡単になりました。250以上の関数のヘルプが用意されているほか、ビジュアルプレースホルダには数式中の各変数を説明するツールヒントが付いています。新しい数式リスト機能を使うと、作業中のスプレッドシートに含まれるすべての数式を表示させ、ワンクリックで任意の数式セルに直接ジャンプすることができます。拡張されたチャートオプションには、様々なチャートタイプ、2軸チャート、そしてトレンドラインとエラーバーを適用できる機能が含まれています。PagesまたはKeynoteに貼付けられたNumbersのチャートはリンクされており、ワンクリックでアップデートすることができます。
アップルはまた、iWork.comパブリックベータを公開しました。これはiWork ‘09のドキュメントをオンラインで共有するためにアップルが開発中の新しいサービスです。ユーザはApple IDを使ってKeynote、PagesまたはNumbersのツールバー内のiWork.comアイコンをクリックしてドキュメントをアップロードし、他の人にオンラインで見てもらうことができます。見た人はコメントやノートを残したり、見たドキュメントのコピーをiWork形式、Microsoft Office形式またはPDF形式でダウンロードしたりすることができます。ユーザが共有したすべてのドキュメントの統合オンラインリストが、ドキュメントを見た人がいつコメントを残したかを示します。
【価格と販売について】
iWork ‘09はオンラインのApple Store® (https://102.p.syniva.es/japanstore)、アップル直営店、およびアップル製品取扱販売店を通じて、8,800円にて本日より順次販売されます。また、オンラインのApple Store、アップル直営店を通じてMac®と一緒に購入される場合は5,800円にてお求めいただけます。
iWork ‘09の利用には、Mac OS® Xバージョン10.4.11またはMac OS Xバージョン10.5.6以降、Intelプロセッサ、PowerPC G5または500 MHz以上のPowerPC G4、512MBのRAM (1GB推奨)、32MBのビデオRAM、QuickTime® 7.5.5以降、インストール用のDVDドライブを搭載し、1.2GBの空きディスク容量を持つMacintosh®コンピュータが必要です。iWork.comパブリックベータはiWork ‘09の購入には含まれていません。アカウントのセットアップとアクティベーションが必要です。これには料金が発生する場合があります。インターネットへのアクセスとiWork ‘09が必要です。サービス利用条件は、102.p.syniva.es/legal/iworkcom/en/terms.html(英語)で御覧いただくことができます。
※ 文中の価格はすべて税込み、メーカー希望小売価格です。
※iPhone商標は、アイホン株式会社のライセンスに基づき使用されています。
 
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