2008年3月18日、アップルは本日、AirMac Express®(エアマックエクスプレス)ベースステーションを802.11n対応へとアップデートし、従来モデルに比べて最大5倍のデータ転送速度と2倍の通信範囲を提供できるようになったことを発表しました*。11,800円という手頃な価格のAirMac Expressは世界最小の802.11nベースのモバイルベースステーションです。家庭でコンセントに直接つないでワイヤレスのインターネット接続やUSBプリンタ共有を行なったり、外に持ち出して、インターネットにつながるところならどこでも自由にワイヤレス接続することができます。AirMac ExpressにはAirTunes™が搭載され、iTunes®とシームレスに連動して、Windows PCまたはMac®から家の中のどの部屋にも、簡単かつコストをかけずにiTunesの音楽をワイヤレスで配信することができます。
「アップルは、あらゆるワイヤレスネットワーキングのニーズに対応できるよう様々な革新的802.11nベースステーションを用意し、この分野をリードしています。小さく、携帯可能なAirMac Expressから、最大50人のワークグループに対応できるAirMac Extreme®、さらに自動バックアップを可能にした新しいTime Capsule™まで、アップルのお客様には802.11nでワイヤレスネットワークを拡張するための選択肢がさらに増えました。」と、アップルのワールドワイドプロダクトマーケティング担当シニアバイスプレジデント、フィリップ・シラーは述べています。
AirMac Expressは、コンパクトなデザインで、重量わずか188グラムと、極めて高い携帯性を特長としています。AirMac Expressがあれば、Windows PCユーザでもMacユーザでも、一つのDSLまたはケーブルブロードバンド接続を最大10人のユーザで同時に共有することができます。また、USBポートに接続されたプリンタをワイヤレスで共有することもできます。アップルのAirMac ユーティリティソフトウェアの画面指示に従うだけで、簡単にAirMac Expressを設定することができます。また高度なセキュリティー機能を持つAirMac Expressは、Wi-Fi Protected Access (WPA/WPA2)、128ビットWEP暗号化、そして内蔵ファイヤウォールなどのサポートにより、ネットワーク上のコンピュータのデータを保護します。アップルは、現行のすべてのAirMacベースステーションおよびMacノートブック、さらにiMac®、Apple TV®そしてTime Capsuleに802.11nを標準搭載しています。
AirMac Expressはデジタルとアナログのオーディオ出力端子を内蔵しており、ユーザはホームステレオまたはアンプ内蔵スピーカーに接続することができます。iTunesはリモートスピーカーを自動的に検出し、シンプルなポップアップリストに表示して、ユーザが選択できるようにします。リモートスピーカーが選択されると、AirTunesはiTunesの音楽をコンピュータからAirMac Expressベースステーションにワイヤレスにストリームミングします。家の中に複数のAirMac Expressベースステーションをセットアップして、それぞれをアンプ内蔵スピーカーに接続すると、家全体に音楽を流すこともできます。AirMac Expressはまた、既存のAirMac Extremeワイヤレスネットワークの通信範囲を広げることもできます。
【価格と販売について】AirMac Expressは、オンラインのApple Store®(
https://102.p.syniva.es/japanstore/)、アップル直営店およびアップル製品取扱店を通じて11,800円にて3月17日より順次販売を開始しています。