ダニエル・クーパーマン、
ジェネラルカウンセルとしてアップル入社
「ダンは我々のチームの重要な一員となり、アップルの速いペースの文化の中で存分に本領を発揮してくれるものと思います。ダンは証券コンプライアンス、知的財産、訴訟およびコーポレートガバナンスにおいて幅広い経験を持つ練達のプロフェッショナルです。」と、アップルのCEO(最高経営責任者)、スティーブ・ジョブズは述べています。
アップルはまた、アップルのシニアバイスプレジデント、ジェネラルカウンセル兼セクレタリーを務めてきたドナルド・ J・ローゼンバーグが退職することを発表しました。
「過去10ヶ月にわたるアップルへの貢献に対し、ドンに感謝するとともに、彼の今後の活動が素晴らしいものであることを祈ります。」と、アップルのCEOスティーブ・ジョブズは述べています。
オラクルでは、クーパーマンは同社の法務部門の責任者として、全世界を対象としたリーガルポリシー、コーポレートガバナンス、証券コンプライアンス、M&A、商業ライセンス、知的財産、雇用法、訴訟、特許法およびオラクルの様々な事業部門の法務支援を担当してきました。
現在はソフトウェア業界最大の業界団体であるSoftware & Information Industry Association (ソフトウェア情報産業協会)の理事長を務めています。彼はまた、American Bar Association (米国法曹協会) のコーポレートジェネラルカウンセル委員会のメンバーであるほか、スタンフォード・ロースクールの法律、科学、技術プログラム諮問委員会のメンバーでもあります。
オラクル入社前は、サンフランシスコを本拠とするローファーム、McCutchen, Doyle, Brown & Enersen(現在は「Bingham McCutchen」)のパートナーとして、同ファームの65人の弁護士から構成されるビジネス&トランズアクションズ・グループの部門長およびサンノゼオフィスのマネージングパートナーを務めていました。
クーパーマンは、ダートマス大学で経済学を学び、最優等で1972年に卒業後、スタンフォード大学のビジネススクールおよびロースクールに進み、1976年にM.B.A.(経営学修士号)およびJ.D.(法務博士号)を取得しました。
【アップルについて】
アップルはApple IIで1970年代のパーソナルコンピュータ革命に火をつけ、80年代にはMacintoshによって、再び、全く新しいパーソナルコンピュータを創出しました。数々の賞に輝く革新的なデスクトップおよびノートブック型コンピュータ、Mac OS Xオペレーティングシステム、iLifeデジタルライフスタイル・アプリケーション、そしてプロ向けの各種アプリケーションで業界をリードし続けています。これに加えてアップルは、ポータブルミュージックおよびビデオプレーヤーのiPodと、オンラインのiTunes Music Storeにより、デジタルメディアの分野でも先頭に立ってその革命を推し進め、さらに本年、革新的なiPhoneによって携帯電話市場にも参入しました。