プレスリリース 2007 年 1 月 29 日

アップル、10-Qおよび10-Kを提出

現金支出を伴わない費用として8,400万ドルを計上

2006年12月29日、カリフォルニア州クパティーノ、アップルは本日、2006年7月1日を末日とする四半期に関するForm 10-Q(四半期報告書)および2006年9月30日を末日とする会計年度に関するForm 10-K(年次報告書)を米国証券取引委員会(SEC)に提出しました。これらはともに、過去のストックオプションの発行と、それに伴う業績の修正に関する取締役会特別委員会による独立した調査の結論を待っていたために、提出が遅れていたものです。アップルは自発的にこの調査を行ない、その結果をSECと米国連邦司法官室に報告しました。
当該調査結果の分析に基づき、当社は総額で税引後8,400万ドルの、現金支出を伴わない、株式での報酬に関する費用を追加計上することとなりました。これには2006年度における400万ドルと2005年度における700万ドルが含まれます。今回の修正は1997年から2002年にかけて行なわれた特定のストックオプションの付与のみを原因とするものです。調査の結果、2002年12月31日より後のストックオプションの付与については、会計上の調整を行なう必要がないことが明らかになりました。
特別委員会の委員長であるアル・ゴアと、アップルの監査委員会および財務委員会の委員長であるジェローム・ヨークは、共同声明の中で次のように述べました。
「特別委員会と、それに協力する独立した立場の弁護士および不正リスクの専門家は、アップルのストックオプション付与に関する取り扱いについて、綿密な調査を行ないました。取締役会は、当社が業績修正に至った問題を是正したと自信を持っており、スティーブ・ジョブズおよび経営陣に対して完全な信頼をおいています。」
    ※本資料は、米国発2006年12月29日付けで、米国アップルが発表したニュースリリースを日本語に翻訳したものです。
【アップルについて】
アップルはApple IIで1970年代のパーソナルコンピュータ革命に火をつけ、80年代にはMacintoshによって、再び、全く新しいパーソナルコンピュータを創出しました。数々の賞に輝く革新的なデスクトップおよびノートブック型コンピュータ、Mac OS Xオペレーティングシステム、iLifeデジタルライフスタイル・アプリケーション、そしてプロ向けの各種アプリケーションで業界をリードし続けています。これに加えて、ポータブルミュージックプレーヤー市場をリードするiPodファミリーと、オンラインのiTunes Storeにより、アップルはデジタルミュージックの分野でも先頭に立ってその革命を推し進めています。