2005年6月6日、サンフランシスコ、WWDC 2005−アップルは本日、今週中に「Mac OS® Xバージョン10.4 “Tiger”(タイガー)」の販売本数が200万本を超える見込みであることを発表しました。この中には、小売での販売、アップルソフトウェア自動送付プログラムの一環として提供された本数、そしてMac®システムにバンドルされた本数が含まれています。これによりTigerはアップルがこれまでにリリースしたOSの中で最速のペースで販売されていることになります。また、Microsoft社、Adobe社を含む何百ものデベロッパがTigerのサポートを発表するなど、デベロッパ各社によるTigerへの対応も新しい記録を打ち立てています。今日までにサードパーティのデベロッパが400以上の Dashboardウィジェット、550のAutomatorアクション、そして40のSpotlightプラグインをTigerのためにリリースしています。
「Tigerには非常に大きな手応えを感じています。評論家の皆さんは大いに盛り上がり、お客様には喜んでいただき、デベロッパの皆さんにも Spotlight、Dashboard、AutomatorなどTigerの素晴らしい新技術を利用したウィジェットやアプリケーションを何百も制作していただいています。」と、アップルのCEO(最高経営責任者)、スティーブ・ジョブズは述べています。
「Tigerで新しい技術が搭載されたことを受け、アップルと緊密に協力して、さらに情報の検索、共有、管理をしやすくし、Office 2004のユーザがTigerの恩恵を受けられるようにしました。Spotlightを使ってOffice 2004の書類を検索したり、Entourageのデータを他の対応デバイスと同期するなど、Tigerの新技術によりOffice for Macのユーザは今後ますます生産性が高まることでしょう。」と、Microsoft社のMacintosh Business Unitゼネラルマネジャー、ロズ・ホー氏は述べています。
「Tigerは非常に優れたリリースであり、クリエイティブプロフェッショナルとして世界の見え方を毎日変えている数多くのAdobeのお客様が拠り所にしています。Adobe Creative Suite 2とTigerの組み合わせによって、クリエイティブワークフローを加速させる強力なデザインおよび出版のためのプラットフォームを世界中で提供します。」と、Adobe社の社長兼COO(最高業務責任者)、シャンタヌ・ナラヤン氏は述べています。
Tigerは、書類、電子メール、コンタクト情報、画像など、Macに保存されたあらゆるデータを瞬時に検索することができる革新的なデスクトップ検索技術であるSpotlight(TM)や、ウィジェットと呼ばれる魅力的なミニアプリケーションを使って、世界時計やカレンダーなどの重要な情報に瞬時にアクセスするための新しい機能であるDashboardを含む、200以上の新機能と新技術を搭載しています。
【価格と販売について】
Mac OS Xバージョン10.4 “Tiger”は、アップルのオンラインストアであるApple Store (
https://102.p.syniva.es/japanstore/ )、アップル直営店、およびアップル製品取扱販売店を通じて14,800円(本体価格 14,095円)で販売しています。同じ家庭内で使用することを条件とする5ユーザライセンスのMac OS X Tigerファミリーパックは22,800円(本体価格 21,714円)です。アップルではボリュームライセンス価格およびアップルソフトウェア自動送付プログラム価格も設定しています。Tigerのご利用には、最低256MBのメモリとPowerPC G5、G4またはG3プロセッサ、および内蔵FireWire®を搭載したMacintoshコンピュータが必要です。