2005年1月12日、サンフランシスコ−アップルは本日、「Mac OS® X(マックオーエステン)」および「iLife’05(アイライフオーファイブ)」の双方のすぐれた機能をフルに活用した、プロフェッショナルな仕上がりのドキュメントやプレゼンテーションを作成、発表、公開するためのソフトウェア、「iWork’05(アイワークオーファイブ)」を発表しました。
iWork’05にはこれまでのスタイルの概念を大きく変える革新的なワードプロセシングソフトウェア、「Pages(ページズ)」と、誰にでも映画のようなプレゼンテーションを作ることができるアップルのプレゼンテーションソフトウェアの最新のメジャーバージョン、「Keynote™(キーノート)2」が含まれています。PagesおよびKeynote 2ともに、Mac OS Xの先進のタイポグラフィーおよびグラフィックスエンジンをフルに利用し、iLife’05にシームレスに統合されているほか、美しいドキュメントやプレゼンテーションを短時間で簡単に作成できるさまざまなテーマとテンプレートが用意されています。
「iWork’05はMac OS XとiLife’05の最新の機能をフルに活用しており、AppleWorksの後継となるソフトウェアです。iWork’05を使えば誰にでも驚くほど簡単に素晴らしい見映えのドキュメントやニュースレター、プレゼンテーションを素早く作ることができます。」と、アップルのアプリケーション担当シニアバイスプレジデント、シーナ・タマドンは述べています。
Pagesには、見映えの良い文書、ニュースレター、レポート、パンフレットそして履歴書などを先進の組み版、複数コラム、脚注、目次そしてスタイルで作るためのツールが揃っています。Pagesのダイナミックテキストラッピングおよびアライメントガイド機能を使うと、テキストやグラフィックス、写真、表、グラフなどを自由にアレンジすることができます。内蔵されているiLifeメディアブラウザを使うと、iPhoto™(アイフォト)ライブラリから写真をドラッグ・アンド・ドロップで直接書類に取り込むことができます。また、アップルのデザインによる28種類のテンプレートを使えば、素晴らしいドキュメントを短時間で作ることができます。
Keynote 2は説得力のあるプレゼンテーション、ポートフォリオ、インタラクティブなスライドショーおよびストーリーボードを作るために必要なすべてを含むパワフルなアプリケーションです。Keynote 2はパワフルなスライドアニメーション機能を備え、複数のオブジェクトの動きと映画のようにリアルタイムで動くテキストを同期させることができます。 Keynoteに内蔵されるiLifeメディアブラウザを使うと、写真やムービーそして音楽を簡単にプレゼンテーションの中に直接に挿入することができ、イメージマスキング機能によって、写真の中の表示したい部分だけを簡単にフレーミングすることができます。Keynote 2には20の美しいテーマが用意されており、短時間で簡単に美しいプレゼンテーションを作成することができます。Keynote 2にはまた、別のディスプレイを使う機能が付いており、次に来るスライドやノート、タイマーを見ながら余裕をもってプレゼンテーションを行なうことができます。
iWork’05はAppleWorksのファイルの読み込みのほか、Microsoft WordおよびPowerPointのファイルの読み込みと書き出しが可能です。また、PDF、Adobe Photoshop、TIFF、JPGそしてQuickTime®を含む業界標準のファイルフォーマットもサポートしています。またKeynote 2ではMacromedia Flashにプレゼンテーションを書き出しすることができるようになりました。
【価格と販売について】
iWork’05は米国内では1月22日(土)より、日本を含むその他の国々では2月より順次、アップルのオンラインストアであるApple Store® (
https://102.p.syniva.es/japanstore/ )、アップル直営店、アップル製品取扱販売店を通じてメーカー希望小売価格8,190円(本体価格7,800円)にて販売されます。iWork’05の利用に必要なシステムは、Mac OS Xバージョン10.3.6以降、500 MHz以上のPowerPC G3、G4またはG5プロセッサ搭載のMacintosh®コンピュータ(PowerBookの場合はG4)、128 MBのRAM(512MB推奨)、8MBのビデオRAM(32MB推奨)、QuickTime 6.5以降およびiLife’04以降が推奨です。