2004年4月19日、アップルは本日、「PowerBook G4®(パワーブックジーフォー)」ノートブックコンピュータの新製品シリーズを発表しました。新しいPowerBook G4シリーズは、最高1.5GHzのPowerPC G4プロセッサを搭載し、グラフィックス性能がより高速化しました。また、プロ品質のDVD作成が可能な4倍速のSuperDrive™(DVD- R/CD-RW両用ドライブ)を採用し、PowerBookの最新世代の特長となっている美しいアルミニウムの筐体に収めています。また、 PowerBook G4の新シリーズは、製品を箱から取り出してすぐワイヤレスネットワーキングを利用できる、54Mbpsの転送速度の802.11g機能を備えた AirMac® Extremeをすべての機種で標準搭載しています。※
「アップルのPowerBook G4ノートブックコンピュータは、右に並ぶものがない性能の高さと持ち運びやすさを持ち合わせており、今後も業界をリードし続けるでしょう。他のノートブック製品には、これほどの高い性能や数多くの最新機能を備えているものはありません。PowerBook G4は、大型ワイドスクリーンのディスプレイ、高速ワイヤレスネットワーキング機能、高度な接続機能、業界最高レベルのグラフィックス機能などを薄型軽量のデザインに収めています。」とアップルのワールドワイドプロダクトマーケティング担当上級副社長、フィリップ・シラーは述べています。
新しいPowerBook G4は15インチおよび17インチの両モデルとも、最高1.5GHzのPowerPC G4プロセッサを搭載し、ATI Mobility Radeon 9700グラフィックスプロセッサの採用で素晴らしいグラフィックス性能を提供しています。最高レベルのグラフィックス性能を求めるユーザには、 1.5GHzの15インチモデルと17インチモデルのPowerBookに128MBまでのグラフィックスメモリを追加できるようになりました。新しい 12インチモデルのPowerBook G4は、1.33GHzのPowerPCプロセッサ、64MBの専用ビデオメモリを備えたNVIDIA GeForce FX Go5200グラフィックスプロセッサ、さらに大容量となった60GBのUltra ATAハードディスクドライブを備えています。
新しいPowerBook G4ノートブックコンピュータは、全モデルがAirMac Extremeワイヤレスネットワーキング機能とBluetoothモジュールを内蔵し、最新のワイヤレス接続に対応しています。内蔵の Bluetoothにより、PDA、プリンタ、携帯電話のほか、Apple Wireless KeyboardとApple Wireless Mouseなどの広範な周辺機器にワイヤレスで接続できます。
また、新しいPowerBook G4は全てのモデルに、アップルの数々の賞に輝くデジタルライフスタイル・アプリケーション、iLife™ '04が付属しています。iLife '04には、デジタルミュージックの管理に「iTunes®(アイチューンズ)」、デジタルフォトの整理と共有に「iPhoto™(アイフォト)」、デジタルムービー作成に「iMovie®(アイムービー)」、ハリウッド風のDVD作成と記録に「iDVD™(アイディーヴィーディー)」、Mac®をプロレベルの楽器およびレコーディングスタジオに変える新しい音楽アプリケーション「GarageBand™(ガレージバンド)」が含まれています。
すべての新しいPowerBook G4にはアップルの最新オペレーティングシステム、Mac OS® X v10.3 "Panther"が搭載されています。これにより、ユーザの方々は最新のセキュリティ規格と128ビット暗号化技術を採用してホームディレクトリのデータの安全と機密を常時守る「FileVault(ファイルボールト)」、開いているすべてのウインドウを一瞬にして一覧できる革新的な機能である「Expos?(エクスポゼ)」、PowerBook G4をスリープ状態から瞬時に復帰させるインスタントオンのほか、Ethernet、AirMac Extreme、内蔵モデム間でネットワーク接続を自動的に切り替える自動ネットワーキング機能などを利用できます。また、Windowsとの互換性が向上しており、ファイル、プリンタ、ネットワークサービスをWindowsユーザと簡単に共有することができます。
【価格と販売について】
新しい12インチのPowerBook G4モデルは4月20日(火)より、新しい15インチのPowerBook G4モデルは4月22日(木)より、新しい17インチのPowerBook G4モデルは4月末より出荷開始予定で、アップルのオンラインストアであるApple Store(アップルストア、https://102.p.syniva.es/japanstore)、アップルの直営店(Apple Store, Ginza)、およびアップル製品取扱店を通じて、以下の標準システム構成で販売されます。
本リリース中の価格は、すべてApple Storeプライスです。
12インチPowerBook コンボドライブモデル:188,790円(本体価格:179,800円)
- 1.33GHz PowerPC G4プロセッサ
- コンボドライブ(DVD-ROM/CD-RW両用ドライブ)
- 256MB DDR SDRAM(333MHz)
- AirMac Extremeワイヤレスネットワーキングおよび内蔵Bluetooth
- DVI、VGA、S-video、コンポジットビデオをサポート
- 2基のUSB 2.0ポート、FireWire 400
- 60GB Ultra ATA/100ハードディスクドライブ
12インチPowerBook SuperDriveモデル:209,790円(本体価格:199,800円)
- 1.33GHz PowerPC G4プロセッサ
- 4倍速SuperDrive(DVD-R/CD-RW両用ドライブ)
- 256MB DDR SDRAM(333MHz)
- AirMac Extremeワイヤレスネットワーキングおよび内蔵Bluetooth
- DVI、VGA、S-video、コンポジットビデオをサポート
- 2基のUSB 2.0ポート、FireWire 400
- 60GB Ultra ATA/100ハードディスクドライブ
15インチPowerBook コンボドライブモデル:230,790円(本体価格:219,800円)
- 1.33GHz PowerPC G4プロセッサ
- コンボドライブ(DVD-ROM/CD-RW両用ドライブ)
- 256MB DDR SDRAM(333MHz)
- AirMac Extremeワイヤレスネットワーキングおよび内蔵Bluetooth
- DVI、VGA、S-video、コンポジットビデオをサポート
- Gigabit Ethernet (10/100/1000BASE-T)
- 2基のUSB 2.0ポート、FireWire 400および800
- 60GB Ultra ATA/100ハードディスクドライブ
15インチPowerBook SuperDriveモデル:293,790円(本体価格:279,800円)
- 1.5GHz PowerPC G4プロセッサ
- 4倍速SuperDrive(DVD-R/CD-RW両用ドライブ)
- 512MB DDR SDRAM(333MHz)
- AirMac Extremeワイヤレスネットワーキングおよび内蔵Bluetooth
- DVI、VGA、S-video、コンポジットビデオをサポート
- Gigabit Ethernet (10/100/1000BASE-T)
- 2基のUSB 2.0ポート、FireWire 400および800
- 環境光センサーおよびバックライトキーボード
- 80GB Ultra ATA/100ハードディスクドライブ
17インチPowerBook G4:330,540円(本体価格:314,800円)
- 1.5GHz PowerPC G4プロセッサ
- 4倍速SuperDrive(DVD-R/CD-RW両用ドライブ)
- 512MB DDR SDRAM(333MHz)
- AirMac Extremeワイヤレスネットワーキングおよび内蔵Bluetooth
- DVI、VGA、S-video、コンポジットビデオをサポート
- Gigabit Ethernet (10/100/1000BASE-T)
- 2基のUSB 2.0ポート、FireWire 400および800
- 環境光センサーおよびバックライトキーボード
- 80GB Ultra ATA/100ハードディスクドライブ
新しいPowerBook G4の追加のBTOオプションとして、最大1.25GBまで(12インチモデル対象)、または最大2GBまで(15インチおよび17インチモデル対象)拡張可能なDDR RAM、バックライトキーボード(15インチPowerBook G4 1GHzモデル対象)、4倍速のSuperDrive(DVD-R/CD-RW両用ドライブ)、128MBのグラフィックスメモリ(1.5 GHzの15インチモデルおよび17インチPowerBook G4対象)、5400rpmの80GB Ultra ATA/100ハードディスクドライブ(全モデル対象)、AirMac Extreme ベースステーション、AppleCare Protection Planがあります。
※実際の通信速度はベースステーションからの距離、接続環境、その他の要因によって異なります。