2004年4月19日−アップルは本日、プロ向けDVDオーサリングアプリケーションの最新バージョン、「DVD Studio Pro(ディーヴィーディースタジオプロ)3」を発表しました。DVD Studio Pro 3は、最新のDVDデザインとオーサリングのための完全な統合ツールを提供します。DVD Studio Pro 3は、スタイリッシュなDVDを作成するための新しいツール「アルファトランジション」、およびプロジェクト全体のフローを視覚化するための画期的なツール「グラフィカルビュー」を備えています。またDVD Studio Pro 3には、高品質なHDをMPEG-2に変換できる、アップルの革新的なデジタルメディアのエンコーディングおよび圧縮ツールの最新バージョン「Compressor 1.2」も含まれています。
「DVD Studio Proは、あらゆるプラットフォームにおいて、最も洗練された使いやすいプロフェッショナルなDVDオーサリングアプリケーションです。DVD Studio Pro 3は、Final Cut Pro HD、Motion、Adobe Photoshopと密接に連携し、魅力的なDVDを作成するためのきわめて完成度の高い環境となります。」と、アプリケーションマーケティング担当副社長、ロブ・シェーベンは述べています。
DVD Studio Pro 3は、スライドショーやトラックの中でもマウスをワンクリックするだけでメニューやスライドをシームレスに統合できる、プロデザインのトランシジョンを 30種類用意しています。ディゾルブ、放射状ブラー、カラーフェードといった標準的なトランシジョンに加えて、革新的なアルファトランジションを新たに搭載しています。アルファトランジションは、DVDを美しく洗練された新たなレベルに引き上げる、魅力的なQuickTimeベースのムービートランシジョンです。また、DVD制作者は、アップルのMotionやAdobe AfterEffectsを使って、独自のアルファトランジションをゼロから作成し、DVDStudio Pro 3に簡単に追加できます。
DVとSDだけでなく、DVD Studio Pro 3では、HDもワンステップですべてMPEG-2に直接エンコードできます。Compressor 1.2を使うことで、Final Cut Pro HDのユーザは、HDを直接MPEG-2にエンコードし、時間、費用、労力、そしてハードディスク領域を節約できます。また、ユーザは、Final Cut Pro HDとDVD Studio Pro 3の連携したワークフローの効率を最大限高められます。
Dolby Digital対応に加えて、DVD Studio Pro 3はDTS 5.1オーディオをサポートし、プロフェッショナルなDVDで最高品質のサラウンドサウンドを実現するための最良の選択肢を提供します。
DVD Studio Pro 3は、エミー賞に輝く編集ソフトウェアの最新バージョン「Final Cut Pro HD」、プロによるモーショングラフィックス制作の概念を塗り替えるほどの画期的なアプリケーション「Motion」、業界最先端の合成および視覚効果ソフトウェアの最新バージョン「Shake 3.5」、革新的な音楽制作ツール「Soundtrack」、コンピュータベースのオーディオ制作の標準ツールである「Logic Pro 6 」など、アップルの各種プロ用アプリケーションと、これまでにないスムーズな連携を実現しています。
【価格と販売について】
DVD Studio Pro 3はアップルのオンラインストア、Apple Store(アップルストア、
https://102.p.syniva.es/japanstore)、アップルの直営店(
Apple Store, Ginza)および
アップル製品取扱販売店を通じて、52,500円(本体価格50,000円)で2004年5月下旬より販売開始予定です。DVD Studio Pro 1と2の登録ユーザは21,000円(本体価格20,000円)でDVD Studio Pro 3にアップグレードできます。また2004年4月19日以降にDVD Studio Pro 2をご購入頂いたお客さまには、3,990円(本体価格 3,800円)でアップグレードしていただけるUp To Dateプログラムを提供しております。文中の価格はいずれもメーカー希望小売価格です
システム条件などのDVD Studio Pro 3の詳しい情報は、
http://www.apple.co.jp/dvdstudiopro/ *でご覧いただけます。
*このWebサイトは、4月19日(月)21:30以降の公開を予定しています。