2003年9月16日−アップルは本日、Bluetoothベースの新しい周辺機器、Apple Wireless Keyboard(アップルワイヤレスキーボード)およびApple Wireless Mouse(アップルワイヤレスマウス)を発表しました。このApple Wireless KeyboardとMouseは最大10m離れた場所からでも使用可能で、128ビットの交信暗号化によりタイピング中の機密情報を守ります。アップルは、Bluetoothデバイスと他のワイヤレスネットワークおよびデバイスとの干渉を取り除くソフトウェアであるAFH(Adaptive Frequency Hopping)を、他メーカーに先駆けて提供いたします。この機能により、Apple Wireless KeyboardおよびMouseは、家庭、オフィス、学校、研究所など、他のワイヤレスデバイスやネットワークが使われている場所でも、安定した性能で使用することができます。
「アップルはMac OS XによりオペレーティングシステムにBluetoothサポートを完全に組み込んだ初のメーカーで、またプロフェッショナル向けノートブックコンピュータ全機種にBluetoothを標準装備した初のメーカーでもあります。BluetoothベースのApple Wireless KeyboardおよびMouseは、このたび発表した新しいPowerBookの素晴らしいパートナーとなるほか、デスクトップモデルをお使いのお客様にはケーブルのないエレガントな仕事環境を提供します。」と、アップルのワールドワイド・プロダクト・マーケティング担当上級副社長、フィリップ・シラーは述べています。
Apple Wireless Mouseは、左右いずれの手でも使える快適で使いやすいデザインを採用しています。オプティカルトラッキングエンジンは、ほぼどのような面の上でも良く反応し、正確にカーソルを動かします。Apple Wireless Keyboardは16種類のファンクションキーと、フルテンキー、逆T字型矢印キー、オーディオコントロールキー、そしてオプティカルメディアのイジェクトキーを搭載しています。ケーブルがないため、フルサイズでありながらコンパクトなワイヤレスキーボードはデスクトップの占有スペースも小さく、ユーザのひざの上にも載せやすくなっています。両製品ともAFHテクノロジーを搭載しており、他のワイヤレスデバイスやネットワークが使う周波数を避けることができます。これにより、マウスやキーボードの性能やコントロールに影響を与えかねない干渉を排除します。
両製品とも非動作時間が続くと自動的に省エネルギーモードに切り替える高度なパワーマネジメントシステムを備えるほか、旅行や週末など使用しない場合は電源を切ることもできるようになっています。箱から出してすぐに使えるようにApple Wireless MouseにはEnergizer e2 Photo Lithium AAバッテリー(非充電タイプ・カメラ用単三型リチウム電池)が2本、Apple Wireless KeyboardにはEnergizer e2 Titanium AAバッテリー(単三型アルカリ電池)4本がそれぞれ付属しています。付属のバッテリーを使用した場合、Apple Wireless Mouseで最大3ヶ月、Apple Wireless Keyboardで最大9ヶ月使用することができます*。
*実際のバッテリー寿命は使用パターンによって異なります。
価格と販売について
Apple Wireless KeyboardおよびMouseは10月上旬より、アップルのオンラインストアであるApple Store®(アップルストア、
http://store.apple.com/jp)、およびアップル製品取扱販売店を通じて販売されます。価格はいずれも8,500円(Apple Storeプライス、税別)です。キーボード、マウスともMac® OS X v 10.2.6以降が必要で、内蔵Bluetoothアダプタまたは外付けのD-Link USB Bluetoothアダプタを介してMac®のシステムに簡単に接続することができます。