2003年7月16日、カリフォルニア州クパティーノ、アップルは本日、2003年6月28日を末日とする2003年度第3四半期の業績を発表しました。第3四半期の純利益は1,900万ドルで、希薄化後の1株当たり利益は0.05ドルでした。前年同期の業績は、純利益が3,200万ドル、希薄化後の1株当たり利益は0.09ドルでした。当四半期の売上高は15億4,500万ドルと、前年同期に比べて8%増加、前四半期からも5%増加しました。売上総利益率は前年同期の27.4%から27.7%へと上昇しました。米国市場以外の売上比率は39%でした。
第3四半期のMacintosh®出荷台数は、771,000台でした。
「iTunes Music Storeのサービス開始と新しい第3世代のiPodに始まり、Power Mac G5の発表とMac OS Xの4番目のメジャーリリースとなるPantherのディベロッパプレビューで終わった、アップルにとって素晴らしい新製品に満ちた四半期でした。新製品に対するお客様の反応は非常に強いものがあり、今四半期は8月のPower Mac G5の出荷開始と、年後半のリリースに向けたPantherの完成に全力を傾けます。」と、アップルのCEO(最高経営責任者)、スティーブ・ジョブズは述べています。
「困難な経済情勢にもかかわらず第3四半期の売上目標を上回ったことを非常に誇りに思います。運転資本の効率的な管理により総額45億ドルを上回るキャッシュを引き続き維持できたことに非常に満足しています。2003年7〜9月期については、4〜6月期と比べて売上高の増大とともに、利益も若干の伸びを見込んでいます。」と、アップルのCFO(最高財務責任者)、フレッド・アンダーソンは述べています。
アップルでは、ライブおよびオンデマンドのオーディオ、ビデオストリーミング配信の標準技術をベースとしたアップルのQuickTime® 6(クイックタイムシックス)を使用して、2003年度第3四半期業績発表のカンファレンスコールをライブストリーミングで配信します。このライブウェブキャストは2003年7月16日(水)(14時30分(米国西部時間)より アップルのWebサイトで放送され、再放送も行われます。QuickTime player(クイックタイムプレーヤー)はMacintoshとWindowsユーザを対象にアップルのWebサイト(
https://102.p.syniva.es/quicktime/)で無償で提供されています。
本報道関係資料に含まれる情報は、将来の売上高、利益、製品に関する「将来を見通した」ステートメントを含んでいます。これらのステートメントは、リスクと不確実性が伴い、実際の結果が異なることもあります。潜在的なリスクと不確実性の例としては、市場における継続的な競争のプレッシャー、競争および経済要因ならびにそれらに対する当社の反応が当社の製品に対する消費者および事業者の購買決定におよぼす影響、当社が新しいプログラム、新製品、および有効な技術革新をタイムリーに市場に提供できる能力、当社が現在単一のまたは限定されたソースから入手している当社のビジネスに不可欠な特定の部品およびサービスを今後も継続的に入手できる可能性、テロリズムおよび軍事行動によって引き起こされる、物流および保安体制における変化、予想を下回るエンドユーザの購買などの商業活動の混乱、SARS(重症急性呼吸器症候群)が原因となる商業活動の混乱、多額の投資費用、消費者による受け入れの不確実性、そして既存の販売店との関係への影響の可能性など、当社の販売活動に関連するリスク、サードパーティーが提供する製造および物流サービスへの当社の依存が製品の品質および数量に影響をおよぼす可能性、および当社が今後もそのオペレーティングシステムを進化させ、Macintosh開発者を十分引き付けることに成功する能力などが含まれます。当社の財務業績に影響を与え得る潜在的要因に関するさらに詳しい情報は、当社がSEC(米国証券取引委員会)に対して随時提出する報告書に含まれており、これらには、2002年度の当社のForm 10-K(年次報告書2002)およびSECに提出する2003年6月28日を末日とする四半期の当社Form 10-Q(四半期報告書)が含まれます。