2003年5月14日、カリフォルニア州クパティーノ、アップルは本日、16日前にデビューしたアップルの革新的なオンラインミュージックストア、「iTunes® Music Store(アイチューンズ・ミュージックストア)」からの楽曲のダウンロード販売の数が200万曲を超えたことを発表しました。第一週目の傾向そのままに、半分以上の楽曲はアルバムとして購入され、曲単位で販売するとアルバムの販売件数が減少するのではとの不安を一掃しました。
「iTunes Music Storeへの反応は驚異的です。明らかにユーザのニーズと一致したと言えます。毎日新しい曲を追加しており、音楽を愛する人が好きな曲を合法的にダウンロードして簡単に楽しめる環境を作っています。」と、アップルのCEO(最高経営責任者)、スティーブ・ジョブズは述べています。
iTunes Music Storeでは定期的な会費などを支払うことなく、好きな音楽をすばやく検索し、1曲わずか99セントで購入してダウンロードすることができます。iTunes Music Storeは個人の楽曲利用権利の自由度を飛躍的に高め、個人利用を目的としている限り、枚数無制限でCDに記録することができ、台数無制限のiPodで曲を聞くことができるほか、最大3台のMacintosh®で曲を再生することができます。さらに「iPhoto™(アイフォト)」、「iMovie™(アイムービー)」、そして「iDVD™(アイディーヴィーディー)」などMac®のアプリケーション上で楽曲を使用することもできます。
昨日の5月13日には、4,300曲以上の楽曲が新たにiTunes Music Storeに追加されました。新しく追加された楽曲の中には、The Doorsの5つのアルバム、新しいフィーチャードアーティスト、Fischerspoonerのアルバム「#1」と彼らのヒット「Emerge」のスペシャルリミックス、Cold、Lizz WrightそしてYeah Yeah Yeahsのニューアルバム、Michelle Branch、Da Brat、Jesse HarrisそしてKennaの発売予定アルバムからのプレリリーストラック、そして現在発売中のAlanis Morisetteのアルバムのカタログを締めくくる「Under Rug Swept」と「Supposed Former Infatuation Junkie」が含まれています。さらに、John Coltrane、Charles Mingus、Nina Simone、Paul OakenfoldそしてStaindなど、ロック、オルタナティブからジャズ、クラシックまで広いジャンルのアーティストのアルバムが追加されました。
iTunes Music Storeは、BMG、EMI、Sony Music Entertainment、Universal、Warnerなど主要な音楽会社が所有する20万曲以上の楽曲を揃えており、音楽ファンは好きな曲を簡単に検索したり、iTunes Music Storeだけで提供されている曲を検索して、ワンクリックでiTunes 4ミュージックライブラリに直接ダウンロードすることができます。楽曲は原音に忠実なデジタル音質でダウンロードでき、個人利用を目的とする限り、枚数無制限のCDに記録することができ、最大3台のMacintoshで再生することができるほか、台数無制限のiPodで聞くことができます。また、購入した楽曲は、iPhoto、iMovie、そしてiDVDなどMacのアプリケーションで使用することもできます。