アップル、Apple Remote Desktopをバージョンアップ

2003年4月2日—アップルは本日、デスクトップやポータブルのMacのネットワークを最も簡単に管理しサポートすることができる「Apple Remote Desktop™ version 1.2（アップルリモートデスクトップバージョン1.2）」を発表しました。Apple Remote Desktopソフトウェアを使うと、ネットワークの管理者はソフトウェアの配付とインストール、ファイルのコピー、資産管理情報の収集、そしてシステム設定の遠隔管理をネットワーク上で効率的に行うことができます。学校においては、先生が、遠隔から操作し生徒のコンピュータと相互にコミュニケーションをとりながら、各生徒に応じて必要なものを直接生徒の画面に表示させることができます。Apple Remote Desktop v.1.2には、リモートソフトウェアインストール、ネットワーク起動ディスク設定を含むパワフルな新機能が含まれています。Apple Remote Desktopはデスクトップ管理を簡単にし、教室の先生やネットワーク管理者がMacを最大限に利用し、管理コストを最小限に抑えることができます。

「Apple Remote Desktopによって、2人の常駐スタッフだけで2,200人のユーザをサポートし、5つの建物にある有線と無線で結ばれたおよそ600台のMacを管理しています。オフィスを離れることなく、町中のMacにソフトウェアをインストールすることができます。以前は数日あるいは数週間もかかっていたインストールが今では数分でできるようになり、時間と町の経費を節約しています。」と、イリノイ州ウィネッカのウィネッカパブリックスクールのネットワークマネジャー、Eric Hackl（エリック・ハックル）氏は述べています。

Apple Remote Desktop v.1.2には次のような新しい機能があります。

価格と販売について
Apple Remote Desktopは、2003年4月25日（金）より、アップルのオンラインストアであるApple Store（アップルストア、http://store.apple.com/jp）およびアップル製品取扱販売店を通じて販売されます。価格は、10クライアント版が29,800円、無制限クライアント版が49,800円（メーカー希望小売価格、税別）です。すでにApple Remote Desktopをお使いのお客様は、Software Updateにより無料でApple Remote Desktop v.1.2にアップデートすることができます。

Apple Remote Desktopの管理者およびクライアントシステムは、すべてのPowerMac™ G4およびG3コンピュータ、PowerBook G4、PowerBook G3、eMac™、iMac®、Xserve™ そしてiBook、でお使いいただけるように設計されています。Apple Remote Desktopをお使いになるためには、Ethernet、AirMac、またはAirMac Extremeによるネットワーク接続が必要です。管理者版はMac OS X v.10.1以降において利用することができます。また、クライアント版はMac OS 8.1からMac OS 9.2およびMac OS X v10.1以降と、Mac OS X Server v10.1以降において利用することができます。