2002年9月19日−アップルは本日、プロのクリエイターのための最速のMacintosh®、1.25 GHzのPowerPC G4(パワーピーシジーフォー)プロセッサを2基搭載した「Power Mac® G4(パワーマックジーフォー)」の出荷を開始し、日本においては2002年9月22日(日)より販売を開始することを発表しました。新しいPower Mac G4 デュアル1.25GHzは、高性能の新しいXserve™アーキテクチャに、最高333MHzで最大2GB DDR(Double Data Rate)メモリ、業界初のATI Radeon 9000 Proグラフィックカード、約0.5テラバイトまでハードディスクを内蔵できる拡張性をさらに高めたエンクロージャを備えています。
「1.25 GHzのプロセッサを2基搭載したPower Mac G4はこれまでに生産されたMacの中で最も速いスピードを誇ります。XserveのアーキテクチャとMac OS X(マックオーエステン)v10.2を組み合わせ、アップルはプロのお客さまに非常に強力で安定したプラットフォームを提供します。」と、アップルのワールドワイドプロダクトマーケティング担当上級副社長、フィリップ・シラーは述べています。
すべてのモデルにデュアルプロセッサを搭載した新しいPower Mac G4には、150以上のすばらしい新機能とアプリケーションを備えたアップルの新しいMac OS X v10.2がプリインストールされています。Mac OS X v10.2の先進のUNIXベースのアーキテクチャと対称型マルチプロセッシングを活用し、Power Mac G4は18ギガフロップ(毎秒180億回の浮動小数点演算を実行する処理速度)以上の処理能力を発揮します。
アプリケーションソフトにおけるベンチマークテスト*では、2.53GHz Pentium 4を搭載したコンピュータと比較した場合、Power Mac G4デュアル1.25 GHzは、画像編集において最大90%、MPEG-2ビデオエンコーディングにおいて最大43%、そして科学的な分析において最大440%、より高速に動作します。
価格と販売について
新しいPower Mac G4 デュアル1.25GHzモデルは2002年9月22日(日)より、アップルのオンラインストアであるApple Store®(アップルストア、
https://102.p.syniva.es/japanstore/)およびアップル製品取扱販売店を通じて、以下の標準システム構成にて414,800円(Apple Storeプライス、税別)で販売されます。
- 2MBのDDR SRAMバックサイド三次キャッシュ(各プロセッサ)、最大4.6 GB/秒スループット
- 最高333 MHzの512MB DDR SDRAMメモリ
- AGP 4Xに装着した64MB DDR SDRAMを備えたATI Radeon 9000 Proグラフィックカード
- 7,200rpm 120GB Ultra ATA/100ハードディスクドライブ
- SuperDrive(DVD-R/CD-RW両用ドライブ)
またPower Mac G4は、Apple StoreにおいてBTO(Build-to-Order)オプションによる仕様で注文が可能です。
*Adobe Photoshop 7.0、iDVDとSonic DVDit Professional EditionおよびLigosエンコーダを使ったMPEG-2エンコーディング、A/G BLASTおよびNCBI BLASTソフトウェアを使用し、一般的な操作に基づくものです。