アップル、「リアルピープル」広告キャンペーンを展開

2002年6月10日、カリフォルニア州クパティーノ−アップルは本日、Windows PCからMacintosh®に買い替えた実際のユーザが登場する新しい広告キャンペーンを始めました。本日からテレビで始まるこのキャンペーンは8つの異なる広告で構成されており、それぞれ別の「スイッチャー」（乗り換えた人）が自分の体験談を語ります。この「リアルピープル」キャンペーンには、Windowsネットワークの管理者、ライター、イラストレーター、小規模ビジネスのオーナー、プログラマー、インタラクティブプロデューサーそしてDJなど、様々なバックグラウンドを持ったスイッチャーたちが登場します。アップルにとって、このキャンペーンは1998年に始まった “Think Different”キャンペーン以来最大の広告キャンペーンとなります。

「登場するのは役者ではなく実際にWindows PCからMacに乗り換えた本物のユーザで、彼らが自分たちの言葉で体験を語っています。Windows PCからMacに買い替えようかと検討している人はかつてなく増えています。我々は、実際に乗り換えて成功した人たちの声を聞いて、買い替えを決める人が多く出てくることを望んでいます。」と、アップルのCEO（最高経営責任者）、スティーブ・ジョブズは述べています。

このテレビ広告は、本日よりESPN、CNBC、Comedy CentralそしてFox Newsなどの主要なケーブルネットワークで放送され、今週中にはABCの「Boston 24/7」と「The Drew Carey Show」、そしてNBCの「ER」および「NBA Finals」でも放送されます。また雑誌広告では今週のTime誌とNewsweek誌に掲載されるほか、今月発売のいくつかの主要な雑誌にも掲載されます。またキャンペーンの一環として、アップルではWindows PCからMacに乗り換えようと考えているユーザを対象に情報を提供する特別なWebサイト、102.p.syniva.es/switchを開設しています。

このテレビ広告は、ドキュメンタリー・フィルムの監督およびプロデューサーとして高く評価されているエロル・モリスが監督しました。モリスは、有名人や映画ファンが自分たちの好きな映画について語る場面を集めて高い評価を得た、今年のアカデミー賞授賞式のオープニング・クリップで採用したものと同様に、率直で説得力のあるスタイルをアップルの雑誌広告にも採用しました。

アップルは2001年1月に先駆的なデジタルハブ構想を発表して以来、「残りの95%」の消費者を惹き付けるために様々な活動を実行し勢いを増しつつあります。2001年1月以来、アップルが提供した製品、取り組みには次のようなものがあります。