2002年3月21日—アップルは本日、革新的なデジタルオーディオプレーヤー「iPod®(アイポッド)」の第2弾のモデルを発表しました。新しいモデルは10GBのハードディスクを搭載し、2,000曲までのCDに迫る音質の音楽を185gの超小型ボディに入れて持ち運ぶことができます。また同時に発表した最新のソフトウェアにより、最高1,000件の名前と住所を含むアドレス帳をダウンロードし、音楽と一緒に保存ができるようになりました。このソフトウェアは、iPodをお持ちの方なら誰でも無償でダウンロードすることができます。さらに、お客様からの注文に応じて、裏面のステンレススチールにレーザーでお好きな文字を入れられるようになりました。
「iPodがあれば、自分のミュージックコレクションを全部ポケットに入れて持ち運び、どこででも聴くことができます。10GBのiPodでは、サンフランシスコ-東京のフライトの間中、音楽を聴きながら6往復することが可能です。しかも、同じ曲を2回聴くことはありません。さらに、iPodにアドレス帳のデータも保存できるようになりました。」とアップルのCEO(最高経営責任者)、スティーブ・ジョブズは語っていま
す。
また、オーダーメイドで、新しいiPodのステンレススチール面にレーザーでお好きな文字を入れることができるので、iPodをパーソナライズすることができます。例えば、名前のほか卒業年度、誕生日、チームがシーズン優勝した年度など、特別な思い出を記念するパーソナルなメッセージや、紛失した場合に備えて持ち主の情報を入れたりできます。
iPodはAuto-Sync(オートシンク)機能を備えた唯一のポータブルオーディオプレーヤーです。この革新的な機能を使うと、「iTunesTM(アイチューンズ)」のデジタルミュージックライブラリすべてをiPodに自動的に転送し、Mac®に接続するたびに自動的にアップデートすることができます。しかもFireWire®ポートにより、2,000曲という大きなライブラリも20分以内でダウンロードできます。これはUSBポートを装備したデバイスと比べると30倍の速さです。iPodは最高10時間の連続再生が可能で、Macに接続するたびにFireWireケーブルを通じて充電されます。
iPodは、1,000件の同僚、家族、友人のアドレス情報をミュージックコレクションと一緒に持ち運べる初のポータブルオーディオプレーヤーです。Entourage、Palm Desktop、あるいはMac® OS X(マックオーエステン)のAddress BookからiPodのコンタクトフォルダに転送できます。
革新的なスクロールホイールとグラフィカルユーザインターフェイスで、iPodでは2,000曲のミュージックライブラリのなかからすぐに聴きたい曲を検索して再生したり、アドレス帳のデータにほんの数秒で簡単にアクセスすることもできます。
アップルは、R&Bからクラシックまで、20種類のプリセットのイコライザ設定を追加しました。これにより、お気に入りの曲にあわせてiPodの音質を調節することができます。音楽を聴きながら、iPodの設定メニューを使ってイコライザ設定を変えたり、iTunesのライブラリで割りあてたイコライザ設定をそれぞれの音楽に対応させることもできます。
価格と販売について
新しいiPodは2002年3月23日(土)よりアップルのオンラインストア、Apple Store®(アップルストア、
102.p.syniva.es/japanstore)および
iMac/iBookデモ展示販売店で2002年3月23日より販売します。10GBのiPodは62,800円(メーカー希望小売価格、税別)、5GBのiPodは従来の価格通り、47,800円(メーカー希望小売価格、税別)です。レーザーによるパーソナライズサービスはApple Storeにて、6,000円(Apple Storeプライス、税別)で提供され、最高全角13文字を2行まで入れることができます。iPodには、iTunes 2のCD、インナーイヤー型ヘッドフォン、FireWireケーブル、そしてFireWireベースの電源アダプタが含まれます。すでにiPodをお持ちの方は、アドレス帳とイコライザの機能を加えるiPodアップデータ版をアップルのホームページ(
www.apple.co.jp)から無償でダウンロードできます。iPodを使用するためには内蔵FireWireポートを搭載したMacintoshコンピュータ、Mac OS 9.2.2またはMac OS X v 10.1.3、そしてiTunes 2.0.4(iPodに付属)が必要です。