2002年1月8日−アップルは本日、「Mac® OS X(マックオーエステン)」を全ての新しいMacにおいてデフォルトの起動用オペレーティングシステムとすることを発表しました。一部の製品は本日より、また月末までには全製品においてMac OS Xが起動OSになります。Mac OS Xは、堅牢なUNIXをベースに息を飲むような美しいグラフィックスとアップルの従来からの使いやすさを加えた、新しいミレニアムにおける究極のオペレーティングシステムです。
現在、Mac OS Xに対応する2,500以上のアプリケーションがMicrosoftやAdobeをはじめとする各社より提供され、Canon、Epson、HP、Kodak、Nikon、Olympus、Palm、Panasonic、そしてSonyなどが提供する最も人気の高いデジタル機器をサポートしています。
「ほとんどのMacユーザがMac OS XをメインOSとして利用できる時がきました。Mac OS Xは、UNIXのパワーとMacの洗練されたシンプルさを融合させた、世界で最も先進的なオペレーティングシステムです。何千もの他社製のMac OS X対応アプリケーションが登場し、世界中で普及したデジタル機器をほぼ全てサポートしている今こそ、切り替えるのにふさわしい時でしょう。」とアップルのCEO(最高経営責任者)、スティーブ・ジョブズは語っています。
Mac OS XはMac OS 9とともに2001年5月以降に出荷されたすべてのアップルのシステムに搭載されてきました。Mac OS 9は、今後も出荷されるすべてのコンピュータに搭載され、ユーザはMac OS 9のアプリケーションをMac OS X上のClassic環境で使用するか、Mac OS 9に切り換えて起動し使用するかを選択することができます。
アップルのデジタルハブ戦略の中心として、MacのユーザはMac OS Xを使い、コンピュータを、デジタル写真、映画、音楽を作成、編集、保存し、家族や友人と共有するためのハブにすることができます。数々の賞を受賞したアップルの「iTunesTM 2(アイチューンズツー)」、「iMovieTM 2(アイムービーツー)」、「iDVD2(アイディーヴィーディーツー)」、そして新たに登場した「iPhoto(アイフォト)」とあわせ、Mac OS Xは現代のデジタルライフスタイルのための究極のプラットフォームです。Mac OS Xは、CDからの音楽のダウンロード、CDやDVDの再生・作成、インターネットでデジタル写真送付など全てを簡単に実現します。
堅牢で安定したUNIXベースのアーキテクチャと、魅力的なAqua®インターフェイス、そしてMac®ならではの先進的な機能を備えたMac OS Xは現在、市場で最先端のオペレーティングシステムです。Mac OS Xには、Dockの機能のように、アプリケーション、書類、ホームページ、システム設定に瞬時にアクセスが可能なビジュアルショートカット、iBook®やPowerBook®を直ちにスリープ状態から復旧させ、必要な時はすぐ立ち上がり、それ以外は節電が可能なInstant-Onをはじめとする様々な新しい機能が装備されています。そして、これほど使いやすく、数々の賞に輝くアップルならではのデジタルライフスタイルソフトウェアも備えたオペレーティングシステムは他にありません。
価格と販売について
Mac OS X v10.1.2はアップルのオンラインストア、Apple Store®(アップルストア、
102.p.syniva.es/japanstore)およびアップル製品取り扱い販売店を通じて14,800円(メーカー希望小売価格、税別)で販売されます。すでにMac OS Xをご利用のお客様にはアップルのMac OS Up-To-Dateプログラムによりアップグレードキットが実費のみの2,500円(発送手数料込、税別)で提供されます。提供期間は2002年1月31日(木)まで延長されました。
1月より全てのアップル・システムはMac OS X v10.1.2をデフォルトの起動用オペレーティングシステムとした状態で出荷され、Mac OS 9.2も搭載されています。
Mac OS X は128MB以上のメモリーを搭載した、iMac®, iBook, Power Macintosh® G3, PowerMacTM G4, Power Mac G4 Cube, 1998年5月以降に発表された全てのPowerBook全モデルでご利用いただけます。