プレスリリース 2001 年 12 月 5 日

ハリウッド映画の予告編制作マーケット、アップルの
Final Cut Proを支持

2001年12月4日、カリフォルニア州ロサンゼルスDV EXPO 2001—アップルは本日、プロフェッショナルなビデオ編集、合成および特殊効果を実現し、数々の賞に輝く「Final Cut Pro®(ファイナルカットプロ)」が、ハリウッドの大作映画の予告編やコマーシャルの制作会社の間で、優れたビデオ編集システムとして、急速に人気を高めていることを発表しました。The Cimarron Group、Trailer Park、Aspect Ratio、New Wave Mediaの大手映画予告編制作会社4社は、今年、編集システムの大半をFinal Cut Proに切り替え、Planet of the Apes(邦題 猿の惑星)、Lord of the Rings(邦題 ロード・オブ・ザ・リング)、Training Day(邦題 トレーニング・デイ)といった超大作映画予告編制作にFinal Cut Proを使用しました。
「旧式のノンリニア編集システムを18台のFinal Cut Proシステムに置き換えることにより、最新のテクノロジーを維持しつつも、大幅なコスト削減が実現できました。さらに重要なのは、互換性のあるプラットフォーム上で社内の印刷部門およびインタラクティブ部門とのあいだでメディアを共有できるようになり、我々のクライアントにとっても、時間とコストの節約を実現することができました。」と、The Cimarron GroupのCEO(最高経営責任者)、ボブ・ファリーナ氏は語っています。
「最初にFinal Cut Proが発表されて以来、Trailer Parkはアップルと緊密に協力してきました。Final Cut Proには映画の予告編制作に必要なオーディオ機能が備わっています。我々がFinal Cut Proを選んだのは、より高品質の作品がはるかに低いコストで制作できることからです」と、Trailer ParkのCEO、ティム・ネット氏は語っています。
「業界最大手の映画予告編マーケティング会社である我々の制作上のニーズには際限がありません。今年、我々は編集システムの80%以上をAvid社のシステムからFinal Cut Proへと移行しました。この決断を行ったのは、Final Cut Proがどこにも負けない価格で、直観的なインターフェイスや、あらゆるデータフォーマットを扱うのに必要な柔軟性という我々のニーズを満たす、すばらしい機能を提供しているからです。」と、Aspect Ratioの情報システムマネジャー、フィリップ・ガーシュウィン氏は語っています。
「我々は最近、オフラインの制作能力をFinal Cut Proによって強化しました。Final Cut Proはその価格に比べ、優れたパワーと柔軟性を提供してくれます。また、汎用性のある他社製ファイバー・ストレージが使用できるため、帯域幅の大きいデータ通信と大容量のデータの保存も可能になります。さらに、予告編制作ではグラフィックスは不可欠で、Final Cut Proを使用しながらグラフィックスを組み立て、クリップをQuickTimeムービーとして保存し、FTPサイトに置いたり、バックに流す音楽として暫定用のMP3ファイルを持ってくることができるのは大変うれしい機能です。」と、New Wave Mediaの社長、アラン・バラル氏は語っています。
アップルは本日、特別なハードウェアを追加することなくプロフェッショナル品質のリアルタイムエフェクトを実現する業界初のビデオ編集ソリューション、「Final Cut Pro 3(ファイナルカットプロスリー)」を発表しました。PowerPC G4(パワーピーシージーフォー)プロセッサのVelocity Engine™(ヴェロシティエンジン)のパワフルなビデオ処理能力を引き出すFinal Cut Pro 3の新しいG4リアルタイムエフェクトは、リアルタイムの生産性と創造性をこれまで以上に幅広い分野で活躍するビデオ編集者に提供します。
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