2001年10月17日、カリフォルニア州クパティーノ−アップルは本日、2001年9月29日を末日とする2001年度第4四半期の業績を発表しました。第4四半期の純利益は6,600万ドルで、希薄化後の1株当り利益は0.19ドルでした。前年同期の利益は1億7,000万ドル、希薄化後の1株当り利益は0.47ドルでした。当四半期の売上高は前年同期に比べ22%減少し14億5,000万ドルとなり、売上総利益率は前年同期の25%に対し30.1%となりました。米国市場以外の売上比率は41%でした。
第4四半期の業績には税引き後の株式売却益100万ドルが含まれます。これらの売却益を除いた場合の第4四半期純利益は6,500万ドル、希薄化後の1株当り利益は0.18ドルとなります。
第4四半期のMacintosh ® の出荷台数は85万台でした。
「我々および業界全体にとって試練の年であったにもかかわらず、2001会計年度には多くを達成することができました。第4四半期には教育分野での市場シェアを拡大し、教育分野への「iBook(アイブック)」の販売台数が3倍に伸びました。また、「Mac OS X(マックオーエステン)」の発売に続いて9月には驚異的な速さを誇る「Mac OS X バージョン10.1」をリリースしました。さらに最初のアップル直営店をオープンしたのに続き、2001年末までには全米各地に25の直営店をオープンする予定です。」と、アップルのCEO(最高経営責任者)、スティーブ・ジョブズは述べています。
「非常に厳しい環境の中で流通在庫を低く抑えながら確かな業績を上げることができたことを嬉しく思います。キャッシュは43億ドルを超えるなど、アップルのバランスシートは極めて強力です。不確実な世界政治環境と経済の低迷を考慮し、10月〜12月四半期の売上高は少なくとも14億ドル、また1株当たり利益において少なくとも0.10ドルを目指していきます。」と、アップルのCFO(最高財務責任者)、フレッド・アンダーソンは述べています。
今年度の売上高は53億6,000万ドル、純損失が2,500万ドルとなりました。なお、2000年度の売上高は79億8,000万ドル、純利益は7億8,600万ドルでした。
アップルでは、ライブおよびオンデマンドのオーディオ、ビデオストリーミング配信の標準技術をベースとしたアップルのQuickTime(クイックタイム)を使用して、2001年度第4四半期業績発表のカンファレンスコールをライブストリーミングで配信します。
このライブウェブキャストは2001年10月17日(木)14時(米国西部時間)より アップルのWebサイトで放送され、再放送も行われます。QuickTime player(クイックタイムプレーヤー)はMacintoshとWindowsユーザを対象にアップルのWebサイト(
hhttps://102.p.syniva.es/jp/quicktime/)で無償で提供されています。
本報道関係資料に含まれる情報は、歴史的情報を除き、将来的予測に基づくステートメントであり、リスクと不確実性が伴います。潜在的なリスクと不確実性の例としては、市場における継続的な競争のプレッシャー、競争および経済要因ならびにそれらに対する当社の反応が当社の製品に対する消費者および事業者の購買決定におよぼす影響、当社が新しいプログラム、新製品、および有効な技術革新をタイムリーに市場に提供できる能力、当社が現在単一のまたは限定されたソースから入手している当社のビジネスに不可欠な特定の部品およびサービスを今後も継続的に入手できる可能性、物流および保安体制における変化など、テロリズムおよび軍事行動によって引き起こされる商業活動の混乱、予想を下回るエンドユーザの購買、そして当社がそのオペレーティングシステムをうまく進化させていくことができる能力などが含まれます。当社の財務業績に影響を与え得る潜在的要因に関するさらに詳しい情報は、当社がSEC(米国証券取引委員会)に対して随時提出する報告書に含まれており、これらにはSECに提出する2001年6月30日を末日とする四半期の当社Form 10-Q(四半期報告書)、および2001年度の当社Form 10-K(年次報告書2001)が含まれます。