2001年7月17日、カリフォルニア州クパティーノ−アップルは本日、2001年6月30日を末日とする2001年度第3四半期の業績を発表しました。同社の第3四半期の純利益は6,100万ドルで、希薄化後の1株当たり利益は0.17ドルでした。前年同期の利益は2億ドル、希薄化後の1株当たり利益は0.55ドルでした。当四半期の売上は前年同期に比べ19%減少し14億7,500万ドルとなり、売上総利益率は前年同期の29.8%に対し、29.4%でした。米国市場以外の売上比率は44%でした。
第3四半期の業績には税引き後の株式売却益700万ドルが含まれますが、これは買収したPowerSchool, Inc.の現在進行中の研究開発の取得に要した費用700万ドルによって相殺されたため、これらの特別項目の業績に対する影響はありません。
当四半期のMacintosh ® 出荷台数は827,000台でした。
「今期は特に教育分野での成長が著しく、前年に比べて顕著な伸びを示しました。またコンシューマおよび教育向けのノートブックとして高い人気を誇る新型iBookの出荷も182,000台を超えました」と、アップルのCEO(最高経営責任者)、スティーブ・ジョブズは述べています。「第3四半期においておそらく最も戦略的な取り組みは、アップルの直営店を立ち上げたことでしょう。大変大きな成功を収めた最初の2店に続き、2001年中にあと23店舗をオープンする予定です。」
「低迷する経済環境の中で流通在庫を低く抑えながら安定した収益を上げています」と、アップルのCFO(最高財務責任者)、フレッド・アンダーソンは述べています。「キャッシュは42億ドルを超えるなど、アップルのバランスシートは極めて強力で、第4四半期(7〜9月)には少額ながら売上高および1株当たり利益において増加を目指していきます。」
アップルでは、ライブおよびオンデマンドのオーディオ、ビデオストリーミング配信の標準技術をベースとした、アップルのQuickTime(クイックタイム)を使用して、今回の2001年度第3四半期業績発表のカンファレンスコールをライブオーディオストリーミングで配信します。このライブウェブキャストは2001年7月17日(火)14時(米国西部時間)より放送され、再放送も行われます。QuickTime player(クイックタイムプレーヤ)は、MacintoshとWindowsユーザを対象に
https://102.p.syniva.es/jp/quicktime/で無償で提供されています。
本報道関係資料に含まれる情報は、歴史的情報を除き、将来的予測に基づくステートメントであり、リスクと不確実性が伴います。潜在的なリスクと不確実性の例としては、市場における継続的な競争のプレッシャー、競争および経済要因ならびにそれらに対する当社の反応が当社の製品に対する消費者および事業者の購買決定におよぼす影響、当社が新しいプログラム、新製品、および有効な技術革新をタイムリーに市場に提供できる能力、当社が現在単一のまたは限定されたソースから入手している当社のビジネスに不可欠な特定の部品およびサービスを今後も継続的に入手できる可能性、そして当社がそのオペレーティングシステムをうまく進化させていくことができる能力などが含まれます。当社の財務業績に影響を与え得る潜在的要因に関するさらに詳しい情報は、当社がSEC(米国証券取引委員会)に対して折々に提出する当社の報告書に含まれており、これらにはSECに提出する2000年度の当社Form 10-K、およびSECに提出する2001年6月30日を末日とする四半期の当社Form 10-Qが含まれます。
【アップルについて】
アップルはApple IIで1970年代のパーソナルコンピュータ革命に火をつけ、80年代にはMacintoshによって、再び、全く新しいパーソナルコンピュータを創出しました。アップは、世界中の学生、教育者、プロフェッショナルクリエータそしてコンシューマに、革新的なハードウェア、ソフトウェア、およびインターネット関連の製品・テクノロジーを通じて最高のパーソナルコンピューティング環境を提供しています。