アップル、予定を繰り上げ、Mac OS Xプリインストールを開始
Mac OS Xは、2001年5月22日以降工場から出荷され、アップルのオンラインストアであるApple Store(アップルストア、http://store.apple.com/jp)およびアップルの正規販売代理店通じて販売される、Power Mac G4、Power Mac G4 Cube、およびPowerBook® G4にプリインストールされます。また、2001年5月22日以降工場から出荷され、アップルのオンラインストアであるApple Store(アップルストア、http://store.apple.com/jp)およびiMacデモ展示販売店、iBookデモ展示販売店において販売されるiMac™、iBook™にもプリインストールされます。なお、Mac OS Xがプリインストールされていない製品を購入されたお客様には、Mac OS X Up-To-Dateプログラムが適用されます。アップルソフトウェアアップグレードセンターにお申し込みいただくとMac OS Xを無料で提供いたします。Mac OS X Up-To-Dateプログラムに関する詳しい情報は、アップルのWebサイト(https://102.p.syniva.es/jp/macosx/)をご覧ください。
Mac OS Xは、日本で活躍しているデベロッパからも多大な支持を得ています。「2001年3月24日のMac OS X発売に伴い、全世界の数多くのデベロッパから、Mac OS Xネイティブ対応製品が発表されたことを大変喜ばしく思います」と、アップルのデベロッパリレーションズ担当副社長、ロン・オカモトは語っています。「これからもMac OS Xならではの、安定性、パワー、そしてエレガントさを日本のMacユーザに身近なものとして体験していただける、数多くの優れたアプリケーションが次々と紹介されることを心待ちにしています。」また、デベロッパ各社より力強いコメントをいただいています。
エイリアス・ウェーブフロント株式会社
「『Maya on Mac OS X』の発表とMacworld Tokyoでのプレビューに対する日本国内のCGデザイナーの方々からの反響は、非常に大きなものでした」と、エイリアス・ウェーブフロント株式会社代表取締役のアレックス・ケリ−氏は語っています。「また、これまで実施されてきたベータプログラムのユーザからは非常に良好な報告を受けており、Mayaが、日本においても Mac OS Xの3DCG分野を新たに切り拓いていく、との自信を持っています。Mac OS Xのファウンデーションが提供する驚異的なパワーとオープンな環境は、ハイエンドユーザにとり非常に親和性が高く、極めて高いレベルで実現されているOpenGL、素晴らしいAquaユーザインターフェイスとともに、新たなCG分野を切り拓いていくでしょう。」
「当社の主力製品である3DCGソフトウェア『Shade』シリーズは、Macintosh版として誕生し、Macintoshと共に歩んでまいりました。これまでも、AppleScript、PowerPCなど新しい優れた技術が投入される毎に、いち早く対応製品をリリースしております。そして、この度の革新的な、Mac OS Xに対しても、3DCGクリエイターにとって重要な堅牢性、安定性という見地から、多大なる期待を寄せており、Mac OS Xネイティブ版Shadeシリーズを鋭意開発中です」と、エクス・ツールス株式会社代表取締役社長、樺島正博氏は語っています。「また、Mac OS Xにネイティブ対応した新製品として、スケッチ感覚で描いた形が即座に3DCGに形状化される『Magical Sketch』を2001年4月27日に市場に投入しました。Mac OS XとShadeシリーズが、新たな3DCGワールドを切り拓いていくことを確信しいます。」
「アジェンダは、いち早くMac OS Xの美しいインターフェイスと圧倒的なパフォーマンスをベースとした製品を作り上げ、その良さを広くご提供しています。ユーザの皆様に絶大なご支持をいただいている、『宛名職人』、『ぱぱっと家計ノート』の人気製品のMac OS X専用版をMac OS Xネイティブで既に投入しました」と、株式会社アジェンダ代表取締役社長、松井文也氏は述べています。「現在もビジネス・パーソナル全般にわたり、Mac OS Xの革新的な特長を取り入れ、新しい製品を企画・開発中です。今後も一層、より便利に充実した製品を実現してまいります。」
「高い信頼性に裏打ちされた革新的な機能とユーザインターフェイスを兼ね備えたMac OS Xの登場を心から歓迎しています」と、株式会社エルゴソフト代表取締役会長兼社長の襟川陽一氏は語っています。「Mac OS Xの文字セットの拡大は、日本の多くのMacユーザが待ち望んでいたことと思います。日本語入力ソフト『EGBRIDGE(イージーブリッジ)』もこの新しい文字セットへの対応をいち早く行いました。当社では、日本語ワープロ『EGWORD(イージーワード)』を初めEGBRIDGE、EGWORD PUREのMac OS X対応を積極的に行っており、本年7月にリリース予定です。このような素晴らしいOSを与えていただいたことに感謝すると共に、今後もMac OS Xにフォーカスした製品開発を続けてまいります。」
「シマンテックはコンピュータやインターネットを利用する際に懸念される、さまざまな問題や危険からすべてのMacintoshユーザを守り、快適で安全な環境を提供するためMac OS X上でネイティブに稼動するよう設計したソリューションラインを現在開発中です」と、株式会社シマンテック代表取締役社長、成田明彦氏は述べています。「米国では、Mac OS Xで動く『ノートン・アンチウィルス』のベータ版がすでに公開されており、日本のMacintoshユーザの皆様にもこの画期的なMac OS Xネイティブ版の製品をお届けできることを楽しみにしています。」
「株式会社ジャストシステムは、先進のオペレーティングシステムであるMac OS Xにネイティブ対応して、高い評価をいただいている日本語変換ソフト『ATOK』をいち早く提供。5月11日より好評発売中です」と、株式会社ジャストシステム代表取締役社長の浮川和宣氏は語っています。「ATOKは、アップルと共にこのMac OS Xの上で、さらにスムーズで使いやすい日本語環境を実現します。また、『ことば』で目的のホームページにアクセスできる『ATOK Direct』やインターネット上に自分の辞書を保存できる『ATOK Sync』などのサービスは、Mac OS Xの持つインターネットとの親和性とともに、ユーザに快適な環境を提供することでしょう。」
「Mac OS Xはエキサイティングな上、非常に堅牢なシステムです。我々は、ビジネス市場において、Macintoshにとっての新たな方向性に協調したいと考えています。そのことが、CarbonでMac OS Xにネイティブ対応することを選んだ理由です。また、それにより、我々の望むところの開発環境が透過的であることと、既存のソフトウエア資産をクロスプラットフォームの上で使用することが可能になります」と、フランス4D社会長兼CEO、4DJapan代表取締役のロホン・リバルディエールは語っています。「Mac OS Xによって、コーポレイトというあらたな市場に、アップルおよび4D デベロッパが参入していくことを期待しています。」
「キヤノンはMac OS X対応BJ Printerドライバを、Mac OSX発売にあわせてリリースすると共に、今後ともMac OS Xが持つ機能をすべてサポートすべく対応していく予定です」と、キヤノン社iプリンタ事業本部副事業本部長の本間利夫氏は語っています。「アップルが新しく構築したプリンティングシステムと、『Canon BJプリンタ』の持つ新しいフォトプリント機能の組み合わせで、よりハイグレードな世界が広がることを期待します。」
「この度はMac OS Xの順調な販売について、心よりお喜び申し上げます。当社は1991年以来Mac OSを継続してサポートしており、Macintoshとは切っても切り離せない関係を築いてまいりました」と、セイコーエプソン株式会社専務取締役情報画像事業本部長の木村登志男氏は語っています。「さらに当社ではインクジェットプリンタを初めとしてスキャナ、デジタルカメラ、レーザープリンタ等のMac OS X対応を積極的に展開いたします。堅牢性、先進的な操作性などを備え次世代を担うMac OS Xのこのエキサイティングな時期を周辺機器メーカーとして共に歩み、お客様により大きな満足を感じていただけるよう全力を傾けてまいります。」
「大日本スクリーンは、Mac OS Xを中核に据え、より優れたプロフェッショナルパブリッシングのトータルソリューションを提供していきます」と、大日本スクリーン製造株式会社のIT事業部長、藤澤恭平氏は語っています。「当社では、既にプロフェッショナルパブリッシングの業界で、広く使用されているスキャナ『Genascan』およびスキャナ入力ソフト『ColorGenius EX』、カラーマッチングソフトウェア『LabProof・LabFit』、およびイメージセッター/CTPのプリントソリューションであるラスターイメージプロセッサ『FlashRIP AD』などを順次Mac OS Xに対応していきます。それらの製品は、今夏から今秋にかけて順次リリースされる予定です。また、Mac OS X Serverを活用したプロフェッショナルパブリッシング環境に特化した製品も提供し、Mac OS Xにおけるワークフローを提案していきます。」
「当社が提供するパームコンピューティング ハンドヘルドは、『HotSync』という優れたパソコンとの同期機能が評価され、ほとんどのユーザの皆様にパソコンと連携して使用していただいております」と、パームコンピューティング株式会社代表取締役のクレイグ・ウィル氏は述べています。「その中でもMacユーザの皆様が占める割合は際立っており、当社は今後もMacユーザの方々に、より良い使い勝手を提供できるよう努めてまいります。最新のMac OS Xについても、その一環として一日も早くフルに対応できるよう現在準備を進めておりますので、発表の日をお待ちいただきたいと思います。」
「未来を変える、歴史を変える、Mac OS X。新ファミリ製品のフラッグシップ、『FileMaker Pro 5.5』 は、すでにMac OS Xネイティブです。しかも、先陣を切って好評発売中(英語版)です」と、ファイルメーカー株式会社代表取締役社長の宮本高誠氏は述べています。「日本語版 も一刻も早くお届けするため、全社一丸となってフル稼働しています。ファイルメーカーは、Mac OS Xのパワーや洗練されたインターフェイスを活かす『未来のユーザエクスペリエンス』を、新ファミリ製品にて、いち早く皆様に体感していただくことを心待ちにしています。」
「マイクロソフトは、アップルとMac OS Xに対して、強力にサポートし続けます」と、マイクロソフト コーポレーション マッキントッシュ ビジネス ユニットジェネラルマネージャ、ケビン・ブラウン氏は語っています。「その証として、『Office 10 for Mac OS X』英語版および日本語版を2001年後半に提供すべく、惜しみない努力を続けています。」
「アップルとともに長年にわたりパートナーとして成長してきたマクロメディア社は、Mac OS Xを歓迎いたします。Mac OS Xとマクロメディアの製品群がもたらす環境は、Webデベロッパの方々に最高のプラットフォームを提供することでしょう。このことが、革新的かつ効果的な新しいコンテンツをWeb上に創り出すことを期待しています」と、マクロメディア株式会社代表取締役社長の坂口城治氏は述べています。「まず、『Macromedia FreeHand10日本語版』をMac OS Xに対応し、その後、主要なWebオーサリング製品を順次Mac OSXに対応させていきます。今後は、Mac OS Xの新しい技術と機能を最大限に活用した、よりパワフルなソリューションを日本のユーザの皆様に提供していきます。」
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