プレスリリース 2001 年 4 月 19 日

アップル、第2四半期に4,300万ドルの利益を計上

2001年4月18日、カリフォルニア州クパティーノ−アップルは本日、2001年3月31日を末日とする2001年度第2四半期の業績を発表しました。同社の当四半期の利益は4,300万ドルで、希薄化後の1株式当たり利益は0.12ドルを計上しました。前年同期の業績は、2億3,300万ドル、希薄化後の1株式当たりの利益は0.64ドルでした。また、2001年度第2四半期の売上は、前年同期に比べ26%減し14億3,000万ドルとなり、売上総利益率は前年同期の28.2%に対し26.9%でした。米国市場以外の売上比率は48%でした。
第2四半期の業績には、ARM Holdings plc.の約2,300万株の税引後売却益8,900万ドルと株式の評価減による税引き後損失8,600万ドルとの差し引き後の300万ドルの特別利益が含まれています。これらの特別損失項目を除いた利益は4,000万ドルで、希薄化後の1株式当たり利益は0.11ドルとなります。
当四半期のMacintosh出荷台数は、751,000台でした。
「この厳しい経済情勢の中、アップルはいくつかの革新的な新製品を発売することにより収益力を回復しました」と、アップルのCEO(最高経営責任者)、スティーブ・ジョブズは語っています。「第2四半期にアップルは、ノートブック型コンピュータにおける画期的な新製品と広く評価されたチタニウムの PowerBook G4(パワーブックジーフォー)や、世界で最も先進的なオペレーティングシステムであるMac OS X(マックオーエステン)、最も簡単に自分のコンピュータにミュージックライブラリーを作り、自分だけのミュージックCDを作成できるiTunes(アイチューンズ)、さらにユーザが自分だけのDVDを作成することができる革新的なソフトウェアとドライブであるiDVD(アイディーヴィーディー)とSuperDrive(スーパードライブ)などの多くの製品を出荷、販売しました。まさに、素晴らしい新製品の四半期でしたが、今後もさらに多くの新製品を発表していきます。」
「我々は、流通在庫を4週間分に削減するという目標を予定より早く達成し、確固たる収益性を確保できたことを大変嬉しく思っています」と、アップルのCFO(最高財務責任者)、フレッド・アンダーソンは述べています。「我々のバランスシートは依然として非常に強固で、キャッシュは41億ドルを超えています。今年度後半の売上は32億ドルから34億ドルを見込んでいます。そして、第3四半期と第4四半期には売上と利益の両面において連続的に向上を図っていきます。」
アップルでは、ライブおよびオンデマンドのオーディオ、ビデオストリーミング配信のスタンダードベースの技術であるQuickTime(クイックタイム)を使用して、今回の2001年第2四半期業績発表のカンファレンスコールをライブオーディオストリーミングで配信します。このライブウェブキャストは2001年4月18日(水)14時(米国西部時間)よりアップルのホームページで放送され、再放送も行われます。QuickTime player(クイックタイムプレーヤー)は、MacintoshとWindowsユーザを対象にhttps://102.p.syniva.es/jp/quicktime/で無償で提供されています。
本報道関係資料に含まれる情報は、歴史的情報を除き、「将来を見通した」ステートメントであり、リスクと不確実性が伴います。潜在的なリスクと不確実性の例としては、市場における継続的な競争のプレッシャー、競争および経済要因ならびにそれらに対する当社の反応が当社の製品に対する消費者および事業者の購買決定におよぼす影響、当社が新しいプログラム、新製品、および有効な技術革新をタイムリーに市場に提供できる能力、当社が現在単一のまたは限定されたソースから入手している当社のビジネスに不可欠な特定の部品およびサービスを今後も継続的に入手できる可能性、そして当社がそのオペレーティングシステムをうまく進化させていくことができる能力などが含まれます。当社の財務業績に影響を与え得る潜在的要因に関するさらに詳しい情報は、当社がSEC(米国証券取引委員会)に対して折々に提出する当社の報告書に含まれており、これらにはSECに提出する2000年度の当社Form 10-K、およびSECに提出する2001年3月31日終了四半期の当社Form 10-Qが含まれます。
【アップルについて】
アップルはApple IIで1970年代のパーソナルコンピュータ革命に火をつけ、80年代にはMacintoshによって、再び、全く新しいパーソナルコンピュータを創出しました。アップは、世界中の学生、教育者、プロフェッショナルクリエータそしてコンシューマに、革新的なハードウェア、ソフトウェア、およびインターネット関連の製品・テクノロジーを通じて最高のパーソナルコンピューティング環境を提供しています。
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