2001年2月22日、MACWORLD EXPO TOKYO—アップルは本日、人気のミュージックソフトウェア、「iTunes(アイチューンズ)」のアップデート版である「iTunes 1.1」を発表しました。iTunes 1.1は、Iomega社、La Cie社、 QPS社、ソニー社など代表的なメーカーの25以上のCD-R/CD-RWをサポートします。iTunesは、先月開催されたMacworld San Francisco(マックワールドサンフランシスコ)での発表以来、750,000本以上がダウンロードされました。
「100万人近いMacユーザが、自分のデジタルミュージックをiTunesで楽しんでおり、まさにMac上でデジタルミュージック革命が起こりつつあります」とアップルのCEO(最高経営責任者)、スティーブ・ジョブズは語っています。「iTunes 1.1により、25を超える他社製CD-R/CD-RWがサポートされ、ますます多くのMacユーザがオリジナルのミュージックCDを作成できるようになりました。」
iTunesはMacユーザにのみ提供され、ユーザはお気に入りのCDから曲を取り込み、広く利用されているMP3フォーマットへ圧縮し、自分のコンピュータのハードディスクへ保存することができます。そして、パワフルかつ使いやすい検索やブラウジング機能、およびプレイリスト機能を活用して音楽をアレンジすることができます。また、何百ものインターネットラジオステーションにチューニングしたり、コンピュータのスクリーン上に魅力的なビジュアルを表示することが可能です。
iTunesによりユーザは、CD-RWドライブ搭載のアップルの新しいiMac(アイマック)、CD-RW搭載の新しいPower Mac G4 Cube (パワーマックジーフォーキューブ)、およびCD-RWまたはCD-RW/DVD-R両用のSuperDrive(スーパードライブ)搭載のPower Mac G4(パワーマックジーフォー)でオリジナルのミュージックCDを作成できます。また、
アップルのWebサイトに記載されている他社製CD-R/CD-RWを使用して、ミュージックCDを作成することもできます。
iTunes 1.1は、本日より
アップルのWebサイトから無償でダウンロードが可能です。また、すべてのiTools(アイツールズ)ユーザは自動的に、簡単なドラッグ&ドロップ操作だけでiTunes 1.1をダウンロードできるようになっています。iTunes 1.1を使用するには、Mac OS 9.1が必要です。