2001年1月17日、カリフォルニア州クパティーノ−アップルは本日、2000年12月30日を末日とする2001年度第1四半期の業績を発表しました。同社は当四半期において、1億9,500万ドル、また1株当たり0.58ドルの純損失を計上しました。前年同期の業績は、純利益が1億8,300万ドル、また希薄化後は1株当たり0.51ドルでした。売上は前年同期に比べ57%減少し10億ドルとなり、売上総利益率は前年同期の25.9%から-2.1%となりました。米国市場以外の売上比率は49%でした。
当第1四半期の業績には、ARM Holdings plc.の380万株およびAkamai Technologies社の100万株の税引後売却益、4,900万ドルが含まれています。また、当四半期より適用しているSFAS(財務会計基準書)133により、会計基準の変更に伴う影響額の1,200万ドルが税引後利益に計上されています。さらに、SFAS 133の適用により、アップルが保有するサムスン・エレクトロニクス社の転換社債に関連する未実現損失900万ドル(税引後)を計上しました。以上の株式売却損益とSFAS 133の適用による影響額を除いた純損失は2億4,700万ドル、1株当たり0.73ドルとなります。
当四半期のMacintosh出荷台数は659,000台でした。
「我々は第1四半期中にすでに対策を押し進め、現在は流通在庫を約5週間半分まで削減しました」とアップルのCEO(最高経営責任者)、スティーブ・ジョブズは語っています。「今年は今月から新しいPowerBook G4(パワーブックG4)を出荷するほか、2月には新しい733 MHzのPower Mac G4(パワーマックG4)、また3月にはMac OS X(マックオーエステン)の出荷を予定するなど、順調なスタートをきっています。」
「我々のキャッシュポジションは依然として強く、40億ドルを超えており、この第2四半期からは持続的な収益体制に戻る予定です」とアップルのCFO(最高財務責任者)、フレッド・アンダーソンは述べています。「2001会計年度の売上は、約60億ドルを見込んでいます。」
アップルでは、ライブおよびオンデマンドのオーディオ、ビデオストリーミング配信のスタンダードベースの技術であるQuickTime(クイックタイム)を使用して、今回の2001年度第1四半期業績発表のカンファレンスコールをライブオーディオストリーミングで配信します。このライブウェブキャストは1月17日(水)14時(米国西部時間)よりアップルのホームページで放送され、再放送も行われます。QuickTime Player(クイックタイムプレーヤー)は、MacintoshとWindowsユーザを対象に QuickTime Webサイト(
https://102.p.syniva.es/quicktime)で無償で提供されています。