2000年10月30日、カリフォルニア州クパティーノ−アップルは本日、元アップル教育部門担当副社長、シェリル・ヴィドゥが、新たに創設されたポジション、エデュケーション・マーケティングおよびソリューション担当副社長としてアップルに再び入社することを発表しました。シェリル・ヴィドゥは、アップルのCEO(最高経営責任者)の、スティーブ・ジョブズの直属となります。
「教育分野はアップルがトッププライオリティをおくマーケットであり、2001年からはマーケットシェアを取り戻すつもりです」とスティーブ・ジョブズは語っています。「教育とテクノロジーの両面で幅広い経験を持つシェリルは、アップルの教育市場チームにとって強力な人材です。」
「再びアップルの教育事業で仕事ができることを嬉しく思います」と、ヴィドゥは述べています。「教育現場では、テクノロジーによって学習効果を高められる可能性が非常に大きいのですが、まだそのほとんどに手がつけられていません。アップルは、生徒、教師、管理担当者、そして生徒の両親のニーズを満たす革新的なソリューションを提供する最前線にあります。」
ヴィドゥは最近まで、emailマーケティングテクノロジーとサービスを提供するベンチャー企業、Post Communications(ポスト・コミュニケーションズ)社のCEOを務めていました。それ以前は、小学校のための革新的なカリキュラム・ソフトウェアを開発するTenth Planet(テンス・プラネット)社の創業者兼CEOでした。さらに以前は、アップルの教育部門担当副社長として教育市場において幅広い経験を積みました。また、Sun Microsystems(サン・マイクロシステムズ)社、Apollo Computer(アポロ・コンピュータ)社、Digital Equipment(ディジタル・イクィプメント)社でエンジニアリングおよびマーケティングマネジメント関連の様々なポジションを経験しました。
ヴィドゥはマサチューセッツ州ノートンのウィートン・カレッジで数学を専攻し学士号、ノースイースタン大学で経営学修士号(MBA)を取得しました。
本資料は、米国で発表された報道資料の抄訳です。原文は以下でお読みいただけます。