2000年4月10日—ピナクルシステムズ社とアップルは本日、Macintoshだけで利用可能な、非圧縮SD(standard- definition)およびHD(high-definition)のビデオ編集ソリューションを発表しました。Power Mac G4(パワーマックジーフォー)の優れた性能を生かすべく設計されたピナクルシステムズ社の「TARGA Cine(タルガシネ)」とアップルの「Final Cut Pro(ファイナルカットプロ)」を組み合わせることにより、ハイエンドのメディア制作者に最高品質のビデオ編集環境を提供します。これにより今回、業界ではじめて、完全な非圧縮SDシステムが10,000ドル以下の価格帯で実現することとなります。
「アップルの極めて高速なPower Mac G4と数々の賞に輝くFinal Cut Proは、デスクトップビデオ編集の新たなプラットフォームです」とアップルのワールドワイドプロダクトマーケティング担当副社長、フィル・シラーは語っています。「Power Mac G4とFinal Cut Proそして新しいTARGA Cineは、最高の非圧縮SD/HDビデオ・ソリューションを実現する強力な組み合わせでありながら、驚くほど手頃な価格で提供されます」
「ピナクルシステムズはTARGA CineをMacintoshだけに提供できることを大変喜ばしく思います」と語るのはピナクルシステムズ社CEOのマーク・サンダーズ氏です。「TARGA Cineはすべての主要なビデオフォーマットをサポートし、また非圧縮SDから非圧縮HDまで対応します。他のどのパーソナルコンピュータでも実現しない無敵のソリューションを提供します」
TARGA Cineは今年の夏に発売予定です。非圧縮SDおよび非圧縮HDのビデオデータの取り込み・作成・配布、SDおよびHDビデオの同時出力、24fpsと 30fpsのビデオ素材間のリアルタイム3:2 プルダウンが可能です。また2基のDigital Tetherポートを備えており、外付けのブレイクアウトボックスを接続することで柔軟にI/Oオプションを利用できます。
本資料は、米国で発表された報道資料の抄訳です。原文は以下でお読みいただけます。