アップル(本社:カルフォルニア州クパティーノ)は、2000年1月19日、同社の取締役会が、CEO(最高経営責任者)スティーブ・ジョブズに対し、この2年半におけるアップルへの貢献を讃えるため、アップルの普通株式1,000万株のストックオプションを承認し、小型飛行機ガルフストリームVを提供することを、満場一致で決定したことを発表しました。
「アップルの株式時価総額は、スティーブがアップルに戻ってからのリーダーシップにより、2年半前は20億ドル以下でしたが、現在では160億ドル以上に拡大しています」と、アップルの取締役であるエド・ウーラードは語っています。「スティーブはこれまで一切の報酬を受けていません。われわれは、彼の株主に対する多大な貢献に感謝し、彼にこの飛行機を提供することを非常に嬉しく思います」
「スティーブのストックオプションは、一週間前、その時点の市場価格で承認されました。したがって、アップルの株価が上昇した分のみが彼の報酬となり、それはすなわち、全ての株主の利益でもあります」と、アップルの取締役であるジェリー・ヨークは語っています。「このストックオプションは、スティーブと取締役会のアップルの将来価値に対する確信を示すものです」
スティーブ・ジョブズの給与は今後も年間1ドルのままです。
本資料は、米国で発表された報道資料の抄訳です。原文は以下でお読みいただけます。